どんな時に使うの?
「先輩、アメリカに留学に行くんだって」
「問題はないそうです」
…みたいに見聞きしたことを別の誰かに伝える時に使うよ!
-ㄴ/는대の意味・使い方
-ㄴ/는대
【訳】〜だって、〜だと聞いたよ
「-다고 하다(〜だと言う)」の略です。
直接経験したことではなく、他人から聞いた話を伝達するときに使います。
動詞・形容詞で変わる活用
動詞の場合 → -ㄴ/는데
動詞の語幹が…
・母音で終わる時→語幹+ㄴ대
・パッチムで終わる時→語幹+는대
・ㄹパッチムで終わる時→語幹(ㄹパッチムを取る)+ㄴ대
動詞の語幹が母音で終わる時→語幹+ㄴ대
하다(する)→한대(するって)
가다(行く)→간대(行くって)
모르다(知らない)→모른대(知らないって)
주다(あげる)→준대(あげるって)
動詞の語幹がパッチムで終わる時→語幹+는대
먹다(食べる)→먹는대(食べるって)
받다(受ける)→받는대(受けるって)
動詞の語幹がㄹパッチムで終わる時→語幹(ㄹパッチムを取る)+ㄴ대
벌다(稼ぐ)→번대(稼ぐって)
알다(わかる)→안대(わかるって)
形容詞の場合 → -대
形容詞の語幹には대をつける。
(母音/パッチムどちらにも대をつける)
形容詞の語幹が母音で終わる→語幹+대
크다(大きい)→크대(大きいって)
싸다(安い)→싸대(安いって)
形容詞の語幹がパッチムで終わるときも、語幹+대
작다(小さい)→적대(小さいって)
많다(多い)→많대(多いって)
形容詞の語幹がㄹパッチムで終わるときも、語幹+대
멀다→멀대
길다→길대
있다/없다
있다・없다にも대をつける。
있다(ある)→있대(あるって)
없다(ない)→없대(ないって)
過去形 → -대
過去形は動詞・形容詞ともに語幹に대をつける
했다(した)→했대(したって)
먹었다(食べた)→먹었대(食べたって)
名詞には-(이)래
名詞には(이)래をつける
사과(リンゴ)→사과래(リンゴだって)
수업(授業)→수업이래(授業だって)
맞다は맞는대も맞대もOK
맞다(合う)は動詞でしたが、2024年から「動詞&形容詞」という分類になりました。
その理由は맞다が「合う、そうだ」という形容詞的な意味なので、ネイティブがよく形容詞として誤用することが多かったからです。あまりにもみんなが形容詞的に使うので、公式に国立国語院が形容詞に登録してしまいました。
ですので、맞다の活用は「動詞・맞는대」も「形容詞・맞대」もどちらも文法上正しい表記で、意味も同じです。
実際、韓国人は맞는대よりも「맞대(合ってるって)」の形で使うことがほとんどです。
요をつけると敬語になる
敬語で言いたいときは、語尾に「요」をつけましょう。
하다→한대요(しますって)
먹다→먹는대요(食べますって)
많다→많대요(多いですって)
例文
하나는 안 온대. 집 가서 잔대.
ハナは来ないってよ。家に帰って寝るってよ。
반대하는 사람들도 많대요.
反対する人たちも多いそうです。
뮤는 오늘 놀이공원에 가서 친구랑 논대요.
ミューは今日遊園地に行って友達と遊ぶんですって。
이 케이크 뮤가 직접 만든 거 맞대요.
このケーキ、ミューが自分で作ったので合ってるそうです。
まとめ
-ㄴ/는대(요)
・「〜なんだって。」と他人から聞いたことを誰かに伝達する時に使う。
・動詞・形容詞で活用が変わる(上記参照)
・맞다は맞는대も맞대も正しい表記だが、実際は맞대がよく使われる
接続・語尾表現一覧
接続表現、語尾表現をそれぞれ一覧でまとめました!
▼接続表現を覚えると文を自由自在に繋げられるので、文章を作る力(=作文力)がアップします👍
▼語尾表現を覚えると、自分の伝えたいニュアンス通りに表現できるので表現力がアップします👍