日本語と韓国語は助詞がほぼ一緒なので覚えやすいですが、中には日韓で使う助詞が違う場合があります!
よく使うフレーズをまとめました!
まず基本の助詞を覚えよう
まずは基本の助詞を覚えましょう。
~을/를 만나다:〜に会う
「〜に会う」は「~을/를 만나다」と言います。
日本語は「〜に」ですが、韓国語は「을/를(〜を)」を使います。
また、「~과/와 만나다(〜と会う)」と言うこともできます。これは日韓で同じ助詞ですね。もちろん、하고(〜と)や(이)랑(〜と)を使うことも可能です。(과/와, 하고, 이랑の違いについてはこちら)
ちなみに만나다には「(恋人として)付き合う」という用法もあります。
오랜만에 친구를 만났어요.
久しぶりに友達に会いました。
오랜만에:久しぶりに 친구:友達 을/를:〜を 만나다:会う
【主な活用】해요体:만나요 합니다体:만납니다 連体形:만나는
~을/를 타다:〜に乗る
「〜に乗る」は「~을/를 타다」と言います。
韓国語は「을/를(〜を)」を使います。
「(位置)に乗る」と言うときは「~에 타다」と言います。(例:앞에 타세요. 前に乗ってください。)
지하철을 타고 왔어요.
地下鉄に乗ってきました。
지하철:地下鉄 을/를:〜を 타다:乗る -고 오다:〜してくる
【主な活用】해요体:타요 합니다体:탑니다 連体形:타는
~을/를 좋아하다:〜が好きだ
「〜が好きだ」は2通りの言い方があります。
・~을/를 좋아하다
・~이/가 좋다
좋아하다(好む)は動詞、좋다(良い・好きだ)は形容詞です。
좋아하다を使うときは前に「을/를(〜を)」をつけます。
「〜を好む」と覚えよう!
한국 드라마를 좋아해요.
韓国ドラマが好きです。
한국:韓国 드라마:ドラマ 을/를:〜を 좋아하다:好む
【主な活用】해요体:좋아해요 합니다体:좋아합니다 連体形:좋아하는
~이/가 되다:〜になる
「〜になる」は「~이/가 되다」と言います。
「아/가(〜が)」を使います。
私は下のITZYの曲・WANNABEのサビの歌詞「난 그냥 내가 되고 싶어(私はただ、私になりたいの)」で覚えました!
결혼한 지 2년이 됐어요.
結婚して2年になりました。
결혼하다:結婚する -ㄴ 지:〜してから 년:〜年 이/가:〜が 되다:なる
【主な活用】해요体:돼요 합니다体:됩니다 連体形:되는
~이/가 아니다:〜でない
否定形「〜でない、〜じゃない」は「〜이/가 아니다」と言います。
「이/가(〜が)」を使います。
한국 사람이 아니에요.
韓国人ではありません。
한국:韓国 사람:人 이/가:〜が 아니다:〜でない
【主な活用】해요体:아니에요 합니다体:아닙니다 連体形:아닌
~을/를 이기다:〜に勝つ
「〜に勝つ」は「~을/를 이기다」と言います。
「을/를(〜を)」を使います。
미국 팀을 이겼어요.
アメリカチームに勝ちました。
미국:アメリカ 팀:チーム 을/를:〜を 이기다:勝つ
암을 이겼어요.
癌に打ち勝ちました。
암:癌 을/를:〜を 이기다:勝つ
【主な活用】해요体:이겨요 합니다体:이깁니다 連体形:이기는
~을/를 잘하다:〜が上手だ
「〜が上手だ・得意だ」は「~을/를 잘하다」と言います。
「을/를(〜を)」を使います。
これは잘하다の直訳「上手にする」を考えるとわかりやすいです。
요리를 정말 잘해요.
料理が本当に上手です。
요리:料理 을/를:〜を 정말:本当に 잘하다:上手だ
노래를 잘하는 사람이 최고예요.
歌が上手な人が最高です。
노래:歌 을/를:〜を 잘하다:上手だ 사람:人 이/가:〜が 최고:最高 이에요/예요:〜です
【主な活用】해요体:잘해요 합니다体:잘합니다 連体形:잘하는
~을/를 가지고 싶다:〜が欲しい
「〜が欲しい」は「을/를 가지고 싶다」と言います。
「을/를(〜を)」を使います。
これも「가지고 싶다」の直訳「持ちたい」を考えるとわかりやすいです。「~을/를 가지고 싶다」→「〜を持ちたい」→「〜が欲しい」となるわけです。
저 티셔츠를 가지고 싶어요.
あのTシャツが欲しいです。
저:あの 티셔츠:Tシャツ 을/를:〜を 가지다:持つ -고 싶다:〜したい
어떻게든 사인을 가지고 싶어요.
何としてでもサインが欲しいです。
어떻게든:何としても、どうにかして 사인:サイン 을/를:〜を
【主な活用】해요体:싶어요 합니다体:싶습니다 連体形:싶은
~(으)로 하다:〜にする
「秘密にする」「明日にする」「なかったことにする」などの「〜にする」は「(으)로 하다」と言います。
「(으)로(〜で)」を使います。
제발 비밀로 해주세요.
お願いなので秘密にしてください。
제발:どうか、お願いだから 비밀:秘密 (으)로:〜で 하다:する -아/어 주세요:〜してください
못 들은 걸로 할게요.
聞かなかったことにしますね。
못:否定 듣다:聞く 걸로:〜ことで 하다:する -ㄹ게요:〜しますね
【主な活用】해요体:해요 합니다体:합니다 連体形:하는
~을/를 닮다:〜に似る
「〜に似る」は「~을/를 닮다」と言います。
「을/를(〜を)」を使います。
実際に使うときは過去形で「~을/를 닮았다(〜に似た)」と言うことが多いです。
例えば「母親に似ています。」は「어머니를 닮았어요.」のように言います。
日本語でも「母に似ました。」のように表現しますよね。
왜 그렇게 말이 많아?
なんでそんなにお喋りなの?
– 엄마를 닮아서 그래.
– お母さんに似たからだよ。
왜:なんで 그렇게:そんなに 말:言葉 이/가:〜が 많다:多い
엄마:お母さん 을/를:〜を 닮다:似る -아/어 서 그래:〜という理由だからそうなんだよ
제 남자친구는 차은우를 닮았어요.
私の彼氏はチャウヌに似ています。
제:僕の・私の 남자친구:彼氏 은/는:〜は 차은우:チャウヌ 을/를:〜を 닮았다:似た
【主な活用】해요体(過去):닮았어요 합니다体(過去):닮았습니다 連体形(過去):닮은
「韓国語 日本語 日韓 助詞 例外」
まとめ
・日韓は基本的に語順も助詞もほぼ一緒だが、例外として違う助詞を使うフレーズもある。
・「이/가:〜が」「을/를:〜を」など対応する基本的な助詞を暗記した後、今回紹介した例外の使い方を覚えるのがおすすめ