最近SNSなどで目にするようになった「휀걸・휀보이」という言葉について解説します!
この「휀(フェン)」という言葉は日常会話でもよく耳にします。覚えておくのがおすすめです👍
휀걸・휀보이の意味
휀걸(フェンゴr)=fan girl=女性ファン
휀보이(フェンボイ)=fan boy=男性ファン
意味を見ると「あ〜、なんだそういうこと!」と思うかもしれません。笑
휀걸・휀보이はそれぞれ「fan girl」「fan boy」の発音をハングルで表現したもので、女性・男性ファンのことを意味します。
そもそもファンの韓国語は「팬」
辞書を見るとわかりますが、「ファン」のハングル表記は「팬(ペン)」が正式です。
日本もネット用語や友達との会話などでくずした表現を使うことが多いですが、この휀걸・휀보이もその一種と言えます。
ただ、それよりも英語の「fan」の音により近い表記として、팬より휀をネット上で使う人が増えてきた結果かなと思います。
日常でも「フェン」と発音する人が多い
普段韓国の方と話したりテレビを見ていたりすると、ファンのことを「휀(フェン)」と発音する人が結構います。
もちろん、正式な「팬(ペン)」と発音される場合も沢山見ますが。
私は「ファン=팬」と覚えたので、最初に会話中に「フェン」と言われたときは何のことだかわかりませんでした。
結構会話中に出てくるので、この言い方を覚えておくといいと思います。
韓国にはFの音がなく、ㅍで表す
なぜこの「팬、휀」と言い方が複数生まれるかというと、韓国にはFの音が無いからです。
日本語も正確なFの音はないですよね。
「ふぁ・ふぃ」などは唇を噛むFではなく、Hの音になります。
韓国語には「ㅎ(H)」「ㅍ(P)」の音がありますが、Fの音はありません。
では外来語のFをどの字で表記するかというと、「ㅍ(P)」を使うと定められています。
なので、「fan=팬」「filter=필터」のようにFの音をㅍ(P)で表します。
しかし、FとPの音は結構違いますよね。
むしろPよりHの方が、Fの音に近い気がしませんか?
なので最近は、「Fの単語をㅍ(P)よりもㅎ(H)の音で表記するべきではないか?」という声も上がってきています。
その結果、口頭やSNSなどでは「휀(フェン)」のようにFの単語をㅍでなくㅎの音で発音されることが多くなってきた印象です。
ただしそういう傾向があるというだけで、あくまでも正式な表記は「fan=팬」です。試験や文書など正しい書き方が求められる場面では팬と書くようにしましょう。
まとめ
・「휀걸=ファンガール=女性ファン」「휀보이=ファンボーイ=男性ファン」という意味で、SNSを中心に最近よく見かける。
・휀(フェン)は「fan」のハングル表記。本来「fan」の正式な表記は「팬(ペン)」だが、より英語の発音に近い「휀(フェン)」を使う人も多い。
・ハングルは外来語のFの音を「ㅍ(P)」で表記すると定められているが、「ㅎ(H)」の方がより近いとして日常会話では「ㅎ」の方で発音されることも多い。