【韓国旅行の新常識】2025年から韓国で導入されるシステムまとめ(バッテリー、電子入国、空港混雑など)

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今年に入り次々に韓国旅行の新しいサービス・システムが生まれています。
ちょっと渡韓の感覚が開くだけで旅行の常識が変わっていることも。
このページでは、今年から始まる・始まった旅行関連の情報についてまとめました。
下の目次からどうぞ!

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モバイルバッテリー機内持ち込み規制強化

今年1月28日に発生したエアプサンの金海(キメ)空港での飛行機火災事故を受け、今年3月から韓国発・着の飛行機へのモバイルバッテリー機内持ち込みの規制が強化されました。

参考:https://www.afpbb.com/articles/-/3565682

ポイント
ジッパーつきビニール袋に入れて機内に持ち込む(1個につき1袋)…航空会社がカウンターで用意あり。
・持ち込みできるモバイルバッテリーは一人5個(100Wh以下)まで。容量が大きい場合(100Wh~160Wh)は航空会社の承認を受けた上で2個まで。(バッテリー本体に記載あり)
・機内の収納棚で保管禁止。直接手に持つか、座席のポケットに入れる。
・機内でのモバイルバッテリーの使用(=スマホへの充電)禁止
・機内でバッテリーの加熱・膨張などの異常が発生した場合は、客室乗務員への報告が義務となる。

私がいつも使っているアシアナは以前からモバイルバッテリーを手持ちするようアナウンスがあったのでそのようにしていました。一見決まりが多く見えますが、しっかり目を通して従えば違反することはないと思います。

おすすめモバイルバッテリー▼

電子入国申請制度スタート

2月から電子入国申請がスタートしました。いつも韓国へ向かう機内や空港で記入している黄色い入国カードに手書きする必要がなくなります。手書きの方が慣れている方は、2025年末まで紙のカードも依然として利用可能です。

利用方法など詳細は下の記事をご覧ください↓

仁川空港の混雑悪化

コロナが明けたことや旅行需要の増加などで、仁川空港の混雑が前から問題になっていますが、今年に入りさらに悪化しているという報道が出ています。

混雑悪化の要因
・昨年12月から導入された新保安装置のたび重なる故障
・保安人員の人手不足
・「4〜6時間前から並ばなければいけない」という誤った情報の拡散
・世界的な旅行の需要増加
・午前便の供給&需要過多

結局、何時間前に仁川空港に着けばいいのか?
→現場の混雑が続くと考えると「3時間前到着」がやはり安心かと思います。預け荷物がある場合、航空会社のチェックインカウンターで1時間ほど待つこともあります。

出国時のタイムスケジュールで検討すべきこと
・帰国便が朝便か(混むとしたら早朝〜午前の便の可能性が高い)
・帰国日が韓国の祝日にあたるか(チュソクや旧正月などの大型連休初日は特に混む)
・保安検査後の出国場内でショッピング・飲食を楽しみたいか
・端の搭乗口になるとかなり歩く

仁川空港に着く前にすべきこと
・スマートパスの登録
・航空会社の事前オンラインチェックイン利用

今の混雑度を調べられるサービス
カカオタクシーのアプリやNAVERで「인천공항 출국장 혼잡도(仁川空港出国場混雑度)」と検索するとリアルタイムの混雑具合がわかるので、確認しながら空いているゲートに向かいましょう。

参考:https://www.khan.co.kr/article/202502101355001、https://www.kyeongin.com/article/1727120

北村韓屋村の入場規制

3月から北村韓屋村のメインエリア「11キル」の入場規制が本格施行され、午後5時から午前10時までの入場が禁止されます。違反時には罰金10ウォンが課されます。

詳細はこちら↓

仁川T2にもチムジルバン

1月に仁川空港の第2ターミナルにチムジルバン「SPA AT HOME」がオープンしました。第1ターミナルのチムジルバン「SPA ON AIR」同様、浴場・シャワー・簡易サウナ・仮眠室が用意されており、空港泊に便利です👍

詳細はこちら↓

今年上半期に漢江バスが運用開始!

マンウォン、ヨイド、チャムシルなど漢江沿いの有名エリアを結ぶ定期船「漢江バス」が、今年上半期の導入を予定しています!(個人的に今年1番の楽しみ)

漢江バス byソウル市
漢江バスの内部 byソウル市

定着場は마곡(マゴク)、망원(マンウォン)、여의도(ヨイド)、압구정(狎鴎亭)、옥수(オクス)、뚝섬(トゥクソム)、잠실(チャムシル)の7箇所。

運賃は1回3,000ウォンですが、なんと기후동행카드(気候同行カード、公共交通乗り放題パス)の利用が可能です…!

ソウル市は漢江周辺の公共交通機関や道路の混雑を解消するのが狙いとのことですが、こんな太っ腹でいいのか…運用が楽しみです。

一方で安全性の懸念も指摘されており、今後の行方を見守りたいと思います。

参考:https://www.khan.co.kr/article/202502271116001

近年開始・普及したサービスやシステム

数年ぶりに渡韓するという方も多いと思います。
今年ではないですが、近年開始・普及したサービスや制度についてまとめました。

仁川空港スマートパスでスムーズな出国を

仁川空港の出国手続きをスムーズに行える事前登録「仁川空港スマートパス」が2023年7月に運用開始されました。
出国保安場に一般ルートと別にスマートパス利用者のルートがあり、事前登録が済んだ人はそこから保安検査を受けられます。ディズニーのファストパスみたいな感じです。利用を強くお勧めします。

地下鉄・バス乗り放題パスが登場

去年7月からソウルで地下鉄・バスの乗り放題パスの運用が開始されました!公共交通機関ラバーとしては必須のアイテムです。利用には専用カードを販売所で購入することが必要です。

現地でのデータ通信は「e-sim」が便利

コロナ前は現地のsimカードをスマホに差し込んだり、WiFiルーターをレンタルすることが大方ですが、数年前からネット上での登録で現地でデータ通信ができる「e-SIM」が一般的になっています。

電話番号での予約(ポップアップ、人気店)が普及

▲「イカゲーム2」のポップアップストア

最近韓国ではポップアップストア(期間限定の販売・イベントブース)の運営が盛んで、若い世代を中心に休日はポップアップショップをめぐるのが人気になっています。「ポップアップ」というと日本ではキャラクターやブランドがグッズを売ることが多いですが、韓国では無料のプレゼントやイベントを体験できるコーナーが主流です。

このようなポップアップの予約や人気飲食店の予約に最近使われているのが「韓国の電話番号」です。お店の入り口にある機械に電話番号を打ち込んで、入場可能時間になるとSMSでお知らせのメールが届く仕組みです。

上で紹介したe-SIMには韓国の電話番号付きのものがあり、それを使えば韓国で自分のスマホでポップアップや人気店の電話番号予約が可能です。

また、最近は韓国の電話番号を持たない外国人向けに予約アプリ「CATCH TABLE GLOBAL」などを使って、外国人用の予約システムを独自に設けているお店もあります。韓国の電話がないけど入りたい場合は、お店の人に予約が可能か確認してみてください。

まとめ

色々なシステムやサービスが続々と導入され、どんどん進化する韓国旅行。
わたしもまだまだ追えていない情報がたくさんあると思います。
「こんなサービスあるよ!」という情報をお持ちの方は是非教えていただけると幸いです。
私も新しい情報を見つけ次第随時更新していきます!

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