【実際に乗ってみた】バス苦手だった日本人が教える韓国の市バスの乗り方 韓国旅行

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こんにちは、Hana(@hanakan_twt)です。

韓国旅行で私が一番好きな時間、それは「街のバスに乗って景色を眺める」こと。
ただ、私も韓国で市バスに乗れるようになるまでにかなりの時間がかかりました。そもそも日本でバスに乗る習慣がなかったので、市バスに対する恐怖心がありました。

でも今はもう、地下鉄の方が楽なルートでもあえてバスを選択するくらいソウルのバスが好きになりました!そこでバスが苦手だった私が克服した方法・コツについて簡単にまとめていきます。

「バスに乗りたいけどなかなか勇気が出ない…」「市バスはハードルが高い…」という方の参考になれば嬉しいです!

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ソウルは市バスの街

韓ドラでも必ずと言っていいほどよく出てくる市バスですが、ソウルは東京と比べてもずっとバスが身近な交通手段です。弘大や鍾路などの主要道路の真ん中はバス専用路になっていて、日々たくさんのバスが行き交っています。市バスを使いこなすことがソウル観光がより楽しく便利になるコツの一つです!

前提:ハングルが読めるようになっておこう

韓国語ができなくても、ハングルが読めなくても韓国旅行は楽しめますが、市バスに乗る時はハングルが読めないとちょっと怖いかなと思います。さらに地図アプリを使うときにハングル入力ができるとベストです(私は日本で暇なときによくNAVERマップで地名を検索して練習してました)。

ハングルが読めるとより多くの現地の情報を得られるので、バスに乗らなくても旅行者には習得をオススメします。当サイトのハングル暗記コンテンツもぜひご活用ください。

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バスに乗る流れをカンタンに

まずバスに乗る一連の流れをカンタンにまとめました。詳しい乗り方やコツは下の「実際に乗ってみた」をご覧ください。

地図アプリの見方

NAVERマップで表示されるバスルートの見方です。どこにどんな情報があるか把握できると、一度にいろんな情報がわかります。

NAVERマップ

乗る前:T-moneyにチャージ、路線・バス停を探す

まずT-money(交通カード)を用意してチャージします。韓国のバスは現金が使えない車が増えてきました。購入・チャージは近くのコンビニで可能です。去年から始まった公共交通乗り放題カード「気候同行カード(기후동행카드)」もソウル市内のバスは利用可能です。

NAVERマップで現在地から目的地までを入力し、指定されたバス停まで向かいバスを待ちます。上の画像にあるように、地図にバス停の識別番号が書かれているのでちゃんと確認すれば間違えません。ルートに複数路線が書かれている場合は、どれに乗っても大丈夫です。例えば上の画像のように「110A」「740」とあれば、どちらかのバスが来たらそれに乗ればOKです。

乗る時:前方ドアから乗車、T-moneyタッチ

路線番号はバスのフロントガラスや車体の横に表示されています。遠くから乗る路線のバスが来たら、乗りたい意思を運転手にアピールします。韓国の市バスはバス停に着いて誰も乗らなさそうならそのまま通過してしまいます。私の場合は乗るバスが向こうから来たら、T-moneyを掲げて身を乗り出して「乗るよ!!!」と運転手にアピールしています(笑)

バスが止まってドアが開いたら、すぐに前方ドアから乗り込みます(混雑時はまれに後ろから乗れと言われることも)。停留所から少しずれていても、止まってドアが開いたらそこが乗車所です(笑)。日本は乗客が座るまで待つか、立つとしても吊革を持ってちゃんと停止しないと発車しませんが、韓国では全員乗り込んだらすぐ出発します。なので乗る時もバス内を移動する時も常時手すりを持つことをオススメします。

そして乗ったら運転席のところにあるカード読み取り機にT-money(あるいは他の交通カード)をタッチします。バスは2人まとめて1枚のT-moneyで乗ることも可能です。その時はタッチする前に「두 명이요(トゥミョンイヨ、2人です)」と言うと運転手さんが2人分の設定にしてくれます。

乗ってる間:日本と全然違うバスの運転

ソウルの主要ルートは幹線道路の真ん中にバスターミナルがあり、その間はバス専用路になっています。なので運転手さんたちは特に専用路ではかなり飛ばします。座っていてもバウンドしたりしますので、油断しないこと。

降りる時:バス停に着く前にドア前で待機、後方ドアから降車

次のバス停で降りる時は、必ず降車ボタンを押すこと!押さないとバス停から乗る人がいても乗車ドアのみ開き、降車ドアが開きません。そして後方のドアから降ります。降りる前に後方ドア付近の読み取り機でT-moneyのタッチを忘れずに。

(私の記憶基準)日本の市バスは移動中に勝手に立つと怒られますが、韓国ではバス停に着く前に席を立たないと間に合いません。1つ前のバス停を出たら降車ボタンを押し、席を立って後方ドア付近に移動し、後方ドアのところにある読み取り機にT-moneyをタッチしておきます。そしてバス停に着いてドアが開いたらすぐ降るという流れです。

実際に乗ってみた

実際にバスでCGV龍山から麻浦のEマートに行ってみました。

CGV龍山アイパークモールからEマート麻浦店に向かいます。

NAVERマップで出発地と到着地を入力し、ルート検索。バス移動で乗り換えが1回あります。

「路線400のバスに용산역광장앞(龍山駅広場前)で乗る」とあるので、指定のバス停まで歩きます。地図のバス停名の下の5桁の数字「03258」がバス停の識別番号。

地図にある識別番号がバス停のと一致しているかチェック。정류소 ID(停留所ID)03-258と書かれていて一緒なので、ここで待てばOK。

400と書かれた青いバスが来たら、運転手さんに乗るアピールして前方ドアから乗ります(写真撮れず)。T-moneyタッチをお忘れずに。

バスに乗ったら車窓の景色を楽しみます。地図を見て、降りる一つ前のバス停「남정초등학교(ナムジョン小学校)」を出たら降車ボタンを押して席を立ち、後方ドア付近でT-moneyをタッチ。降りるバス停「용산꿈나무종합타운(龍山夢の木総合タウン)」に着いたらすぐ降ります。

次のバスを待ちます。今回は降りたバス停から乗ればいいのでそのまま待ちます。一応バス停の番号を確認。地図上とバス停、どちらも「03181」なのでOK(上画像のオレンジ線を参照)。

地図に110A、740とあるので、どちらかの路線が来たら乗ればOK。同じように前方から乗り、降りる1つ前のバス停を出たら降車ボタンを押し、後方から降りる。

降車。目的地のEマートまで歩く。

到着!

地方のバスの方が荒め

一般的に、ソウルのバスはそれでも運転が穏やかな方だと言われています。「地方はこんなもんじゃないぞ」とよく言われます。私自身は高速バスはいろいろ乗りましたが、地方の市バスは全州しか経験がありません。その時はたしかにソウルよりもダイナミックな運転が楽しめました。釜山の友達から「釜山のバスは乗ってると左右に揺れて窓から顔が出るよ笑」と言われたことがあります。

でも基本的に乗り方は同じです。運転手さんに乗るアピール、乗ったらすぐ発車、なるべく椅子に座る、降りる一つ前のバス停を出たらすぐ準備、後方ドアが開いたらすぐ降りる…コツを押さえておけば大丈夫です。

ピンチの時は韓国語で乗り切る

降車ドアが開かないときや、何かトラブルが発生した時は韓国語でヘルプしましょう。こういうときに韓国語の瞬発力がグッと上がったりします。

내릴게요!:降ります!

기사님 문 열어주세요!:運転手さん、ドア開けてください!

잠시만요!:すみません!

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