私は単語帳を使わずに自作のノートで語彙を増やしました。今回はその方法をご紹介したいと思います。誰でも簡単に、ゲーム感覚で楽しくできる方法です!
語彙力向上ノートはこんな感じ
私が作ったノートはこちらです。韓国語だけでわかる場合は韓国語だけで、ちょっと不安な単語は下のように日本語をつけるといいと思います。(詳しい説明は下記に)


このノートのいいところは、連想ゲームのように楽しく語彙を増やせるのと、ネットと紙とペンさえあれば誰でも簡単に作れるところです。
ノートの作り方

①まずキーワードになる言葉を決め真ん中に書きます。好きなもの(推しや趣味など)や、メジャーな名詞(例:本、ドラマ、車など)が作りやすいです。

②次に「(キーワード)を〜する」となる動詞を円状に書きます。このとき、韓国語で思いつかなければまずは日本語で連想してみましょう。「本を〜する」…読む、書く、売るなどですね。それでも思い浮かばなければ、チャットAIなどに「本を〜する 動詞」などと尋ねるといいと思います。日本語で動詞を集めたら、あとは辞書アプリで対応する韓国語を調べましょう。
おすすめ↓

③動詞から連想される単語をその周りに書きます。「本→借りる→図書館」「本→書く→作家」のような感じです。これも最初は日本語で考えて、辞書で対応する韓国語を調べるのが良いです。
左の図では、わかりやすいように場所(書店・図書館)は四角で、人(作家)は点線の四角で囲っています。

④今度は中央のキーワードから連想される名詞や形容詞を書きます。本→漫画などの種類、紙、ページといった感じです。わかりやすいように名詞はOで囲っています。

⑤④で書いた名詞から連想される動詞や形容詞を周りに書きます。ページ→めくる、という感じです。
この枝は永遠に増やせますが、最初は1キーワードあたり大体20〜30くらいに収められると頭に入りやすいかなと思います。でも楽しければ途中で止める必要もありません。そして書いた全てを覚える必要はなく、ざっと見て優先順位の高そうな(=日常でより使いそうな)単語から覚えていきましょう。
市販の単語帳を使って作ってもいいか
市販の単語帳を見て書き写してもいいですか?
…という質問がきたら、私はそれは「最後の手段としてやることだ」と答えます。市販の単語帳にはジャンル別に類義語一覧のようにまとめられているものがありますが、それを見て書き写すのはこの語彙力ノートの最大の特徴「連想」をサボることになります。
まずは日本語でいいから自分の頭で類義語・関連語を考えて自分の力で語彙を広げていくというのがこの勉強法のキモです。
でも日本語にはない韓国語独特な用語や、自分が思いつかなかった単語が単語帳から拾えるのはいいことです。まず自分で図を作った後の手段として単語帳をひっぱってきて足りない部分を書き足すという使い方がおすすめです。
他の人と見比べるのも楽しい
同じく韓国語を学習している友達がいれば、同じキーワードでそれぞれのノートを見せ合うのも楽しいです。人によって連想されるものも違うので、他の人の頭の中を覗いてまた違った語彙に出会うことができます。
ノートの復習法:作った後が大事!!!
作ったノート、書いて終わりになっていませんか?ノートは「見返す」ことが重要です!!見返してナンボです。
自分の字は教材の活字を見るよりも刺激的ですし、余白に動画や渡韓などで得た関連知識を書き込めば自分だけのテキストになります。

今回紹介した語彙力向上ノートを使ったおすすめの復習方法をご紹介します。
ノートを見ながら「(キーワード)を〜します」の形で文を作りましょう。書くのも良いですが、口頭ですぐに文を作って発音できるか試してみましょう。例えば左の図を見て「책을 사요(本を買います)」「도서관에서 책을 사요(図書館で本を買います)」というように助詞を使って単語を繋げる練習を自信がつくまで何回もしましょう。

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