少女時代ユナ、イ・チェミン主演で視聴率急上昇中のタイムスリップ時代劇「暴君のシェフ」。
気になる今後の展開を史実や原作から予想していきます。
【あらすじ・キャスト・人物相関図はこちら】

実在の暴君「燕山君」がモデル

原作のWeb小説「燕山君のシェフとして生き残る(연산군의 셰프로 살아남기)」からわかるように、イ・チェミンが演じる王・燕熙君(イ・ホン)のモデルは燕山君です。
燕山君は実在した朝鮮王朝第10代国王で、史上最悪の暴君と言われている人物です。31歳の若さで臣下たちによるクーデターで王の座を追われ、ほどなくして流刑地で亡くなっています。
イ・ホンも燕山君のように悲惨な最期を遂げてしまうのでしょうか?
原作小説の結末とは?
原作小説は完結していますが、ドラマが同じストーリーになるとは限りません。
これを踏まえて、今後のドラマの注目ポイントをまとめてみました。
今後の展開①:甲申士禍が起こってしまうのか
第4話でジヨン(ユナ)がイ・ホンを前にして「甲申士禍(カプシンサファ、갑신사화)」が間もなく起きると歴史を回想しています。その際画面には「王が母の死に関連した人間を粛清する事件」という解説がついています。
これはイホンのモデルである燕山君が実際に起こした事件「甲子士禍(カプチャサファ、갑자사화)」を元にしています。
甲申士禍が起これば、暴君に対するクーデターの機運が高まり、イ・ホンの死へのカウントダウンが始まってしまいます。
母の死を知ったイホンの怒りをジヨンは収められるでしょうか。
甲申士禍を阻止し、イホンを暴君ではなく聖君として歴史に残せるでしょうか。
今後の展開②:ジヨンは未来に帰れるのか?
ジヨンは果たして未来に帰れるのでしょうか。
そうなればイ・ホンを置いて帰るということになりそうです。
キーとなるのが望雲録の居場所。原作ではあっと驚く人物が持っていましたが、ドラマでもそう捉えられる描写になっている気がします。
→9話でついに持ち主が判明しました。望雲録をジヨンが手にしたらどう使うのか?一話に一瞬出てきた最後のページがカギを握るかもしれません。▼
今後の展開③:歴史を変えないと燕熙君は助からない
ドラマ上の歴史ではイ・ホンの名前は「燕熙君」となっており、それはすなわち彼は王の座から降ろされたことを意味します。ハングルを作った世宗大王のように、最後まで王でいたら「宗または祖」がつき、廃位された王には「君」の名前がつくからです。
つまり、燕熙君は廃位されたことが決定している王です。
なので韓国の視聴者は「イ・ホンはこのままだと廃位されて死んじゃうけど、どうなるんだろう…?」と気になりながら見ているわけです。
燕熙君が助かるには、歴史を変えなければいけません。
歴史が変わるということは、1話で描かれていた今の韓国の様子や歴代の王の記録も変わることになります。
もしかしたらジヨンやその大事な人々が存在しなくなってしまうかもしれません。
果たしてドラマの中で歴史はどの程度動くのでしょうか?
今後の展開④:モクジュはどう動く?
燕熙君の後宮であり、チェサン大君が潜り込ませたスパイでもある絶世の美女、モクジュ。
ジヨンを目の敵にしている彼女の今後の動きにも注目です。
モデルは燕山君の後宮であり朝鮮三代悪女と言われる張緑水(チャン・ノクス)です。
張緑水は奴婢であり妓生という下層身分から王の後宮へと駆け上がった人物。燕山君から寵愛を受け、彼と人々を苦しませるさまざまな凶行に及んだ結果、クーデターで命を落とします。
tvNの人物紹介でも「最も低い所から最も高い所へ、最も高い所から最も低い所へ」という文章があるので、チェサン大君の手先として暗躍しながら悲劇に見舞われるのかもしれません。
今後の展開:⑤コンギルの正体は?
謎に包まれたコンギルの正体や過去について。
実在の人物コンギルや原作と比較しながら今後の展開を予測
展開と結末予想
これらを踏まえて、今後の展開と結末を予想してみます。
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