韓国の全国空港労働者連帯が今月19日からストライキに入ると予告し、チュソクの連休も控えていることから空港の混雑や混乱が懸念されています。
ただし、全面ストライキ(총파업)に突入したとしても、労働組合法により空港の業務が維持できる一定の労働率は維持されます。
スト決行でも空港は稼働する
空港や鉄道・電力など公益性が高い施設については、必須維持業務としてストライキ中も一定の稼働数を維持することが法律で定められています。
搭乗手続き・保安検査は優先的に維持
搭乗手続きや保安検査など利用客の混乱に直結するような重要業務は、ストライキ中でも停止することが許されません。保安検査はストライキが不可能で、搭乗手続きについては最小限の影響にとどまるように優先的に稼働率が維持され、搭乗手続きに係る人員は最大でも2割までしか減らせません。それに加え代わりの人員を補充することで稼働率が90%まで維持できると予想されています。
駐車場・清掃人員は大規模ストライキ可能
必須維持率の低い駐車場の管理人員や、必須維持業務に含まれない清掃人員など稼働優先度が比較的低い業務については大規模なストライキが可能で、それに伴う混雑やサービスの質の低下が予想されています。
仁川空港「欠航の可能性はないだろう」
仁川空港側は、仮にストライキが決行されたとしても飛行機の欠航などの不便を被ることはないだろうとしています(→現地記事)。保安検査はストライキに含まれず、搭乗手続きも約8割の稼働が法律で保障されています。
旅行予定の人が気をつけるべきポイント
・空港や航空会社からの通知をチェックする
・韓国の最新記事をチェックする
・時間に余裕を持って早めに空港に到着する
・ソウル市内で買えるお土産は買っておく
・空港を使う日はなるべく他の予定を入れない
・空港鉄道の一般車両は通常以上に混雑すると考えておく
最新の情報が入り次第、こちらのページで共有します。

【随時更新】2025年9月〜10月の韓国空港ストライキ情報
韓国の全国空港労働者連帯が、今月19日からチュソクの連休までストライキ(파업)に入ると予告しました(→現地のニュース)。...



























