Netflixで配信中の人気韓国ドラマ「暴君のシェフ」。主人公ジヨンのタイムスリップの鍵を握るのがこの謎の書物「望雲録(マンウンロク、망운록)」です。
望雲録がないと現代に戻れないジヨンですが、一体誰が持っているのでしょうか。
望雲録の持ち主が判明
ついに9話で望雲録の持ち主が明かされました。
多くの視聴者の予想通り、持ち主は王・燕熙君(イホン)でした。
おそらく崖に落として見つけてからずっと持っていたのでしょう。
ドラマの序盤ですでに、イホンがジヨンの料理を食べ始めてこの書物にレシピを書き記す場面が出てくるので、だいぶ早くからイホンの手元にあったということになります。
10話で早く望雲録を見つけるようにジヨンに言われ言い淀むイホンがかわいいですね。
望雲録には何が書かれているのでしょうか。
望雲録の中身
望雲録には何が書かれているのか。
…というより、イホンが何を書いているのかという話になりますね。
ドラマ序盤から見ていくと、まずジヨンがイホンに作った料理のレシピや味について感想を書いています。
今まで水剌間(スラッカン)の料理に満足することができなかったイホンが初めて食事を楽しむことができるようになり、興味関心や記録のために書き始めたのだと思います。
さらにその日に起こったジヨンとの出来事や、ジヨンへの想いを書き記すようになっていきます。
気になるのは、タイムスリップする前に飛行機でジヨンが開いたページの文章。
現代で見た望雲録のメッセージの意味は?
1話でジヨンが読んだ望雲録の冒頭の文章
연모하는 그대가 언제인가 이 글을 닐는다면 나의 곁에 돌아오기를
恋慕するそなたがいつの日かこの文を読んだのなら私の元へ帰ってくることを
読んだ途端に望雲録が光り出し、ジヨンは朝鮮時代にタイムスリップしてしまいます。
タイムスリップした先でイホンはジヨンを見覚えなく、当然ジヨンもイホンが誰かわからず、そこから物語が展開していきます。
ここで疑問なのですが、
ジヨンとイホンが出会う
→ジヨンがイホンの元を離れ現代に戻る
→イホンがジヨンへの想いを望雲録に記す
→望雲録が古書として現代に残る
→歴史研究者の父を介しジヨンの元へ
→ジヨンが機内で望雲録を読み朝鮮へタイムスリップ
→ジヨンとイホンが出会う
…という時系列ですよね。
であれば、ジヨンが現代に戻って記憶を失うとしたらまた繰り返しになるような…?
もし現代に戻るとしたら、この時系列にどうつじつまを合わせるのかすごく気になります。
そしてもう一つ大事な話。
望雲録を手にしたとして、どうやって現代に戻るのか?
タイムスリップに望雲録をどう使う?鍵は最後のページ
望雲録がイホンからジヨンの手に渡されたとして、気になるのはどう使えば現代に戻れるのかということ。
現代→朝鮮へのタイムスリップは、ジヨンが望雲録の最初のページを読んだことから始まります。
ということは、朝鮮→現代へのタイムスリップは逆に最後のページを読むことで完成するのではないかと思います。
ここで1話のタイムスリップの場面を見てみると、最後のページが破られている描写が出てきます。
そしてそこには「還世飯이다(還世飯である)」という文が書かれています。
還世飯というのは「タイムスリップすることができる料理」と読めますね。
ということは、作る?食べる?ことで時空を移動できるということでしょう。
ここで「還世(世に戻る)」というのは現代に戻ることなのか?過去に戻るということなのか?自分の時代に帰れるということなのか?行ったり来たりできるということなのか?
疑問が生じます。
残り2話その部分に注目して見ていきたいと思います。

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