会話でよく聞く-길래ですが、テキストに載ってないことも多いです。
意味や使い方をおさえて、使えるようになりましょう!
意味
-길래は-아/어 서をよりくだけた形で言う表現です。
口語(話し言葉)で使います。
-길래
【訳】〜なので
【使い方】口語(話し言葉)で使う。
【作り方】
・語幹+길래 〜するので
하다→하길래(するので)
먹다→먹길래(食べるので)
・한다体+길래 〜すると言うので
・名詞+(이)길래 〜なので
・名詞+(이)라길래 〜だと言うので
使う場面は主に2通り
使い方がピンとこない人もいるかと思いますが、主に次の2つの用法で使います。
①自分の行動の理由を説明するとき
基本的にはこの①の用法です。
日本語にすると、「AだからBしたら、Cだったんだよ」と言うときの、「Aだから」に「A길래」を使います。
②理由が理解できないとき
日本語にすると、「何をどうAすればBになるわけ?」と言うときの、この「Aすれば」にも、この「A길래」を使います。
例文を見て理解しよう!
例文
오늘 달 예쁘길래 찍었어.
今日、月が綺麗だから撮った。
대체 어떻게 살겔래 그런 생각을 하는지 이해가 안 가요.
いったいどう生きてきたらそんな考えをするのか理解ができません。
탐라에 많이 보이길래… 하하
タイムラインにたくさん見えるから…笑
동네에 핫한 맛집이 있다길래 가봤는데 별로였어요.
近くにホットな美味しいお店があると聞いて行ってみたけどイマイチでした。
時制について
오늘 달 예쁘길래 찍었어.
今日、月が綺麗だから撮った。
これって「撮った」って過去形ってことは예쁘다も過去形にしなくていいの?
確かに、-길래は「AだからBしたら」というふうに過去のことについて話すときによく使うので、「過去形+길래」にした方がいいんじゃないかと思うかもしれません。
ですが、普通は「現在形+길래」で表現します。
「過去形+길래」を使うと、完了の意味になります。
例えば
A:옛날에는 참 예뻤는데.(昔は本当に綺麗だったのに。)
B:네? 지금도 예쁜데요. 옛날에는 얼마나 예뻤길래…(はい?今も綺麗ですけど。昔はどれほど美しかったんでしょうか)
というふうに、今の状況とは違う(=完了)過去の話について話すときに、「過去形+길래」を使います。
まとめ
-길래
・自分の行動の理由を説明するときに使うことが多い。
・口語(話し言葉)で使われる。
・通常は「現在形+길래」で表現し、完了の用法では「過去形+길래」を使う。