「〜ない〇〇」という否定の連体形を使うとき、않은と않는の2種類の言い方があるのは知ってましたか?
ちゃんと品詞や用法で使い分けます。
どんな時にどちらを使うのか覚えましょう!
動詞の単純否定:않는
「(動詞)しない〇〇」は「動詞の語幹+지 않는 〇〇」と言います。
【例文】
・좋아하지 않는 음식(好きじゃない食べ物)
・멈추지 않는 눈물(止まらない涙)
形容詞の否定:않은
「(形容詞)じゃない〇〇」は「形容詞の語幹+지 않은 〇〇」と言います。
【例文】
・나쁘지 않은 제안(悪くない提案)
・비싸지 않은 가격(高くない価格)
動詞の未完了:않은
「まだ(動詞)が完了していない〇〇」は「動詞の語幹+지 않은 〇〇」と言います。
動詞の単純否定は않는、動詞の未完了は않은なので、用法によって使い分けましょう。
【例文】
・수사가 아직 끝나지 않은 상황(捜査がまだ終わっていない状況)
…「終わる=完了」で、終わっていないので未完了になり、않은になります。
・아직도 풀리지 않은 의문(いまだに晴れていない疑問)
있다/없다には않은
있다(ある・いる)や없다(ない・いない)には「-지 않은」を付けます。
【例文】
・아무것도 남아 있지 않은 상태(何も残っていない状態)
・준비돼 있지 않은 상태(準備できていない状態)
名詞には아닌
「(名詞)でない〇〇」と言う時は、「名詞(이/가) 아닌 〇〇」をつけます。
【例文】
・범인은 다름 아닌 사장이었다.(犯人は他でもない社長だった)
・학생이 아닌 것 같은데요?(学生じゃないと思いますけど?)
まとめ
・動詞は単純否定では않는、未完了は않은
・形容詞では않은
・있다/없다では않은
・名詞では〜이/가 아닌