韓国国立国語院 標準発音法 한국국립국어원 표준발음법

スポンサーリンク
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

韓国国立国語院(한국국립국어원)が定める標準発音法(표준발음법)です。

한국어 어문 규범
スポンサーリンク

要約

第1項 方針
第2項 子音
第3項 母音
第4項 合成母音(二重母音)
第5項 合成母音(二重母音)
第6項 母音の長音
第7項 長音の例外
第8項 パッチムの音の種類
第9項 パッチムの代表音
第10項 二重パッチムの発音
第11項 二重パッチムの発音
第12項 ㅎパッチムの発音
第13項 パッチムの連音化
第14項 二重パッチムの連音化
第15項 パッチム代表音の連音化
第16項 ㄷ, ㅈ, ㅊ, ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅎパッチムの連音化
第17項 ㄷ,ㅌパッチムの連音化
第18項 パッチムの鼻音化
第19項 ㄹ→ㄴ
第20項 ㄴ→ㄹ
第21項 子音の同化の基本
第22項 어を여と発音してよい場合
第23項 濃音化
第24項 濃音化
第25項 濃音化
第26項 濃音化
第27項 濃音化
第28項 濃音化
第29項 ㄴ挿入(添加)
第30項 サイシオッの発音

第1章

第1項 標準発音法は標準語の実際の発音に従い、国語の伝統性と合理性を考慮し定めることを原則とする。

標準語の発音法に対し大原則を定めるものとする。「標準語の実際の発音に従う」という根本原則に「国語の伝統性と合理性を考慮し定める」は条件がついている。

標準語の実際の発音に従い標準発音法を定めるということは標準語の規定と直接的な関連を持つ。標準語の事情原則第1章第1項において「標準語は教養のある人々があまねく使う現代ソウル語と定めることを原則とする」と規定している。これにより標準発音方は教養のある人々があまねく使う現代ソウル言葉の発音を標準語の実際の発音として考えることと一旦これに従うよう原則を定めたものである。例えば「값」において「값,값만, 값이, 값을, 값에」などは「갑,감만, 갑씨, 갑쓸, 갑쎄]のなどとソウル言葉で発音されるが、まさにこのような実際の発音に従い標準発音を決めると言うものである(第14項参照)。また、一つの例を挙げるとすれば、二重パッチム「ㄺ」の発音は体言の場合「닭이[달기], 닭을[달글]」のように母音の前では原音通りに「ㄺ」をすべて発音するが、「닭도[닥또], 닭과[닥꽈]」のように子音の前では「ㄹ」が脱落し「ㄱ」だけを発音する。しかし用言の場合には、環境によって「ㄺ」の中で発音される子音が変わる。「늙다」を例に示せば次のようになる。

  • ① 늙은[늘근]
  • 늙으면[늘그면]
  • 늙어[늘거]
  • ② 늙고[늘꼬]
  • 늙거나[늘꺼나]
  • 늙게[늘께]
  • ③ 늙소[늑쏘]
  • 늙더니[늑떠니]
  • 늙지[늑찌]

つまり、①のように母音で始まる語尾と結合する場合には原音どおり「ㄺ」をすべて発音し、②のように「ㄱ」で始まる語尾と結合する場合には「ㄹ」だけを発音し、③のように「ㅅ・ㄷ・ㅈ」で始まる語尾と結合する場合には「ㄱ」だけを発音するのが、現代ソウル言葉の実際の発音である。この実際の発音をそのまま標準発音として定めたのである。(第11項参照)

ところが、現代のソウル方言においてすら、実際の発音では複数の異なる発音が見られる場合があるため、そのような場合には国語の伝統性と合理性を考慮して標準発音を定める、という条件が続けて提示された。例えば、ソウルの若者や子どもの中には、音の長さを区別せず、「밤(夜)」と「밤(栗)」をともに短く発音する者がいる。しかし、大多数の中年層以上では音の長さを認識し、区別して発音している。歴史的に見ても、音の高低や長さを区別してきた伝統がある。そこで標準発音法に音の長さに関する規定を含めることになったのである。(第6項参照)
国語の伝統性を考慮して定めるという条件のほかに、合理性を考慮して定めるという条件が付け加えられている。これは、ハングル正書法の規定における「文法に合わせる」という原則と同等の条件である。言い換えれば、国語の規則すなわち法則に基づき、標準発音を合理的に定めるという意味である。例えば、長音を持つ単音節の用言語幹は、一部の例外を除き、母音で始まる語尾と結合する場合には短く発音される。これは極めて規則的であるため、この短く発音する用法を規範化し、標準発音法として定めたのである。その結果、「알고[알ː고]、알아[아라]」や「곱다[곱ː따]、고와[고와]」が標準発音となるのである。この規定に当てはまらない例がある場合は「ただし」として別途規定し、実際の発音を採用しつつ文法上の合理性を考慮したのである。(第7項参照)

標準語の実際の発音に従いつつ、合理性を考慮して標準発音法を定めることが難しい場合もある。例えば「맛있다」は実際の会話では[마싣따]という発音がよく使われるが、二つの語の間でパッチム「ㅅ」を[ㄷ]で発音する[마딛따]のほうが、むしろ合理性のある発音である。このような場合には、伝統性と合理性を考慮し、[마딛따]を原則として標準発音と定めつつ、[마싣따]も標準発音として認めることにしたのである。(第15項参照)

第2章 子音と母音

第2項 子音

第2項
子音は次の19個とする。
ㄱㄲㄴㄷㄸㄹㅁㅂㅃㅅㅆㅇㅈㅉㅊㅋㅌㅍㅎ

구분
区分
입술소리
혀끝소리
舌の先
구개음
口蓋
연구개음
軟口蓋
목청소리
예사소리
平音
ㄷㅅ
거센소리
激音
된소리
濃音
ㄸ, ㅆ
비음
鼻音
유음
流音

これら子音を表す字母として表記された場合にその字母に該当する子音として発音する。「쌀(米)」を発音するときは、[살]のようには発音しない/[살]のように発音してはならない。
表記と異なって発音する場合には、この標準発音法に提示された規定に従って発音しなければならない。

例えば、「곱돌(石臼)」を発音するときには[곱돌]とは発音せず、標準発音法第23項の「濃音化」の規定に従い、[곱똘]と発音し、「밭이(畑が)」は第17項の「パッチム ‘ㄷ, ㅌ(ㄾ)’ が助詞または接尾辞の母音 ‘ㅣ’ と結合する場合には、[ㅈ, ㅊ]に変えて次の音節の語頭音として移して発音する」という規定に従い、[바치]と発音する。

第3項 標準語の母音は次の21個とする。
ㅏ ㅐ ㅑ ㅒ ㅓ ㅔ ㅕ ㅖ ㅗ ㅘ ㅙ ㅚ ㅛ ㅜ ㅝ ㅞ ㅟ ㅠ ㅡ ㅢ ㅣ

재4항 ‘ㅏ ㅐ ㅓ ㅔ ㅗ ㅚ ㅜ ㅟ ㅡ ㅣ’는 단모음(單母音)으로 발음한다.
‘ㅏ ㅐ ㅓ ㅔ ㅗ ㅚ ㅜ ㅟ ㅡ ㅣ’は単母音で発音する。

[붙임] ‘ㅚ, ㅟ’는 이중 모음으로 발음할 수 있다.
【補足】 ‘ㅚ, ㅟ’は二重母音で発音できる。

제5항 ‘ㅑ ㅒ ㅕ ㅖ ㅘ ㅙ ㅛ ㅝ ㅞ ㅠ ㅢ’는 이중 모음으로 발음한다.
‘ㅑ ㅒ ㅕ ㅖ ㅘ ㅙ ㅛ ㅝ ㅞ ㅠ ㅢ’は二重母音で発音する。

다만 1. 용언의 활용형에 나타나는 ‘져, 쪄, 쳐’는 [저, 쩌, 처]로 발음한다.
ただし1.用言の活用形に現れる ‘져, 쪄, 쳐’は[저, 쩌, 처]で発音する。

  • 가지어→가져[가저]
  • 찌어→쪄[쩌]
  • 다치어→다쳐[다처]

 다만 2. ‘예, 례’ 이외의 ‘ㅖ’는 [ㅔ]로도 발음한다. 
ただし2.‘예, 례’以外の ‘ㅖ’は[네]でも発音する。

  • 계집[계ː집/게ː집]
  • 계시다[계ː시다/게ː시다]
  • 시계[시계/시게](時計)
  • 연계[연계/연게](連繫)
  • 몌별[몌별/메별](袂別)
  • 개폐[개폐/개페](開閉)
  • 혜택[혜ː택/헤ː택](惠澤)
  • 지혜[지혜/지헤](智慧)

 다만 3. 자음을 첫소리로 가지고 있는 음절의 ‘ㅢ’는 [ㅣ]로 발음한다. 
ただし、3.子音を初声として持っている音節の‘ㅢ’は[l]で発音する。

  • 늴리리
  • 닁큼
  • 무늬
  • 띄어쓰기
  • 씌어
  • 틔어
  • 희어
  • 희떱다
  • 희망
  • 유희

 다만 4. 단어의 첫음절 이외의 ‘의’는 [ㅣ]로, 조사 ‘의’는 [ㅔ]로 발음함도 허용한다. 
ただし、4.単語の初音節以外の‘의’は[ㅣ]で、助詞‘의’は[ㅔ]で発音することも許容する。

  • 주의[주의/주이]
  • 협의[혀븨/혀비]
  • 우리의[우리의/우리에]
  • 강의의[강ː의의/강ː이에]

第3章 音の長さ

제6항  모음의 장단을 구별하여 발음하되, 단어의 첫 음절에서만 긴소리가 나타나는 것을 원칙으로 한다.
母音の長短は区別して発音するが、単語の最初の音節でのみ長音が現れることを原則とする。

(1) 눈보라[눈ː보라]
멀리[멀ː리]
말씨[말ː씨]
벌리다[벌ː리다]
밤나무[밤ː나무]많다[만ː타]
(2) 첫눈[눈]
눈멀다[눈멀다]
참말[참말]
떠벌리다[떠벌리다]
쌍동밤[쌍동밤]수많이[수ː마니]

다만, 합성어의 경우에는 둘째 음절 이하에서도 분명한 긴소리를 인정한다.
ただし、合成語の場合は2つめの音節以下でも明確な長音を認める。

반신반의[반ː신 바ː늬/반ː신 바ː니]        재삼재사[재ː삼 재ː사]

〔붙임〕 용언의 단음절 어간에 어미 ‘-아/-어’가 결합되어 한 음절로 축약되는 경우에도 긴소리로 발음한다.
【補足】用言の短音節語幹に語尾「-아/어」結合する音節と縮約される場合にも長音として発音する。

보아→봐[봐ː]
두어→둬[둬ː]
기어→겨[겨ː]
하여→해[해ː]
되어→돼[돼ː]

다만, ‘오아→와, 지어→져, 찌어→쪄, 치어→쳐’ 등은 긴소리로 발음하지 않는다.
ただし、「오아→와, 지어→져, 찌어→쪄, 치어→쳐」などは長音で発音しない。

제7항  긴소리를 가진 음절이라도, 다음과 같은 경우에는 짧게 발음한다.
長音を持つ音節でも、特定の条件下では短く発音される。

1. 단음절인 용언 어간에 모음으로 시작된 어미가 결합되는 경우
単音節の用言の語幹に母音で始まる語尾が結合する場合

감다[감ː따]―감으니[가므니]
신다[신ː따]―신어[시너]
밟다[밥ː따]―밟으면[발브면]
알다[알ː다]―알아[아라]

다만, 다음과 같은 경우에는 예외적이다.
ただし次のような場合は例外的である。

끌다[끌ː다]―끌어[끄ː러]
벌다[벌ː다]―벌어[버ː러]
없다[업ː따]―없으니[업ː쓰니]
떫다[떨ː따]―떫은[떨ː븐]
썰다[썰ː다]―썰어[써ː러]

2. 용언 어간에 피동, 사동의 접미사가 결합되는 경우
用言の語幹に被動(受動)や使役の接尾辞が結合する場合

감다[감ː따]―감기다[감기다]
밟다[밥ː따]―밟히다[발피다]
꼬다[꼬ː다]―꼬이다[꼬이다]

다만, 다음과 같은 경우에는 예외적이다.
ただし次のような場合は例外的である。

끌리다[끌ː리다]        벌리다[벌ː리다]        없애다[업ː쌔다]

〔붙임〕 다음과 같은 합성어에서는 본디의 길이에 관계 없이 짧게 발음한다.
【補足】次のような合成語では本来の長短に関係なく短く発音する。

밀-물      썰-물      쏜-살-같이      작은-아버지

第4章 パッチムの発音

제8항  받침소리로는 ‘ㄱ, ㄴ, ㄷ, ㄹ, ㅁ, ㅂ, ㅇ’의 7개 자음만 발음한다.
パッチムの音は「ㄱㄴㄷㄹㅁㅂㅇ」の7個の子音だけを発音する。

제9항  받침 ‘ㄲ, ㅋ’, ‘ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ’, ‘ㅍ’은 어말 또는 자음 앞에서 각각 대표음 [ㄱ, ㄷ, ㅂ]으로 발음한다.
パッチム「ㄲㅋ」「ㅅㅆㅈㅊㅌ」「ㅍ」は語末または子音の前でそれぞれ代表音「ㅅㄷㅂ」で発音する。

닦다[닥따]
웃다[욷ː따]
꽃[꼳]
앞[압]
키읔[키윽]
있다[읻따]
쫓다[쫃따]
덮다[덥따]
키읔과[키윽꽈]
젖[젇]
솥[솓]
옷[옫]
빚다[빋따]
뱉다[밷ː따]

제10항  겹받침 ‘ㄳ’, ‘ㄵ’, ‘ㄼ, ㄽ, ㄾ’, ‘ㅄ’은 어말 또는 자음 앞에서 각각 [ㄱ, ㄴ, ㄹ, ㅂ]으로 발음한다.
二重パッチム‘ㄳ’, ‘ㄵ’, ‘ㄼ, ㄽ, ㄾ’, ‘ㅄ’は語末または子音の前でそれぞれ「ㄱㄴㄹㅂ」で発音する。

넋[넉]
넓다[널따]
없다[업ː따]
넋과[넉꽈]
외곬[외골]
앉다[안따]
핥다[할따]
여덟[여덜]
값[갑]

다만, ‘밟-’은 자음 앞에서 [밥]으로 발음하고, ‘넓-’은 다음과 같은 경우에 [넙]으로 발음한다.
ただし、「밟-」は子音の前で[밥]で発音して「넓-」は次のような場合に[넙]で発音する。

(1) 밟다[밥ː따]
밟게[밥ː께]
밟소[밥ː쏘]
밟고[밥ː꼬]
밟지[밥ː찌]밟는[밥ː는→밤ː는]
(2) 넓-죽하다[넙쭈카다]      넓-둥글다[넙뚱글다]

제11항  겹받침 ‘ㄺ, ㄻ, ㄿ’은 어말 또는 자음 앞에서 각각 [ㄱ, ㅁ, ㅂ]으로 발음한다.
二重パッチム ‘ㄺ, ㄻ, ㄿ’は語末または子音の前でそれぞれ[ㄱ,ㅁ,ㅂ]で発音する。

넋[닥]
삶[삼ː]
흙과[흑꽈]
젊다[점ː따]
맑다[막따]
읊고[읍꼬]
늙지[늑찌]
읊다[읍따]

다만, 용언의 어간 말음 ‘ㄺ’은 ‘ㄱ’ 앞에서 [ㄹ]로 발음한다.
ただし用言の語幹の発音「ㄺ」は「ㄱ」の前で[ㄹ]で発音する。

맑게[말께]묽고[물꼬]읽거나[일꺼나]

제12항  받침 ‘ㅎ’의 발음은 다음과 같다.
パッチム「ㅎ」の発音は以下の通りだ。

1. ‘ㅎ(ㄶ, ㅀ)’ 뒤에 ‘ㄱ, ㄷ, ㅈ’이 결합되는 경우에는, 뒤 음절 첫소리와 합쳐서 [ㅋ, ㅌ, ㅊ]으로 발음한다.
‘ㅎ(ㄶ, ㅀ)’ の後ろに「ㄱ,ㄷ,ㅈ」が結合する場合には、後ろの音節の初声とつながって[ㅋ,ㅌ,ㅊ]で発音する。

놓고[노코]
않던[안턴]
좋던[조ː턴]
닳지[달치]
쌓지[싸치]많고[만ː코]

〔붙임 1〕 받침 ‘ㄱ(ㄺ), ㄷ, ㅂ(ㄼ), ㅈ(ㄵ)’이 뒤 음절 첫소리 ‘ㅎ’과 결합되는 경우에도, 역시 두 소리를 합쳐서 [ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅊ]으로 발음한다.
【補足1】パッチム ‘ㄱ(ㄺ), ㄷ, ㅂ(ㄼ), ㅈ(ㄵ)’が後ろの音節の初声「ㅎ」と結合する場合にも、2つの音をつなげて[ㅋ,ㅌ,ㅍ,ㅊ]で発音する。

각하[가카]
좁히다[조피다]
먹히다[머키다]
넓히다[널피다]
밟히다[발피다]
꽂히다[꼬치다]
맏형[마텽]
앉히다[안치다]

〔붙임 2〕 규정에 따라 ‘ㄷ’으로 발음되는 ‘ㅅ, ㅈ, ㅊ, ㅌ’의 경우에는 이에 준한다.
【補足2】規定に従いㄷで発音される「ㅅ,ㅈ,ㅊ,ㅌ」の場合にはこれに準ずる。

옷 한 벌[오탄벌]
숱하다[수타다]
낮 한때[나탄때]꽃 한 송이[꼬탄송이]

2. ‘ㅎ(ㄶ, ㅀ)’ 뒤에 ‘ㅅ’이 결합되는 경우에는, ‘ㅅ’을 [ㅆ]으로 발음한다.
‘ㅎ(ㄶ, ㅀ)’の後ろに「ㅅ」が結合する場合には、ㅅを[ㅆ]で発音する。

닿소[다쏘]많소[만ː쏘]싫소[실쏘]

3. ‘ㅎ’ 뒤에 ‘ㄴ’이 결합되는 경우에는, [ㄴ]으로 발음한다.
ㅎの後ろにㄴが結合する場合には、[ㄴ]で発音する。

놓는[논는]쌓네[싼네]

〔붙임〕 ‘ㄶ, ㅀ’ 뒤에 모음으로 시작된 어미나 접미사가 결합되는 경우에는, ‘ㅎ’을 발음하지 않는다.
【補足】 ‘ㄶ, ㅀ’ の後ろに母音で始まる語尾や接尾辞が結合する場合には、ㅎを発音しない。

않네[안네]않는[안는]뚫네[뚤네→뚤레]뚫는[뚤는→뚤른]

* ‘뚫네[뚤네→뚤레], 뚫는[뚤는→뚤른]’에 대해서는 제20항 참조.
‘뚫네[뚤네→뚤레], 뚫는[뚤는→뚤른]’に関しては第20項参照。

3. ‘ㅎ(ㄶ, ㅀ)’ 뒤에 ‘ㄴ’이 결합되는 경우에는, [ㄴ]으로 발음한다.
‘ㅎ(ㄶ, ㅀ)’の後ろにㄴが結合する場合には、[ㄴ]で発音する。

낳은[나은]
않은[아는]
놓아[노아]
닳아[다라]
쌓이다[싸이다]
싫어도[시러도]
많아[마ː나]

제13항  홑받침이나 쌍받침이 모음으로 시작된 조사나 어미, 접미사와 결합되는 경우에는, 제 음가대로 뒤 음절 첫소리로 옮겨 발음한다.
パッチム(二重パッチムを除く)や同じ子音の二重パッチムが母音で始まる助詞・語尾・接尾辞と結合する場合には、そのパッチムの本来の音のまま後ろの音節の頭に移して発音する。

깎아[까까]
꽂아[꼬자]
앞으로[아프로]
옷이[오시]
꽃을[꼬츨]
덮이다[더피다]
있어[이써]
쫓아[쪼차]
낮이[나지]
밭에[바테]

제14항  겹받침이 모음으로 시작된 조사나 어미, 접미사와 결합되는 경우에는, 뒤엣것만을 뒤 음절 첫소리로 옮겨 발음한다. (이 경우, ‘ㅅ’은 된소리로 발음함.)
字母の違う二重パッチムが母音で始まる助詞・語尾・接尾辞と結合する場合には、後ろだけを後ろの音節の初声に映して発音する。(この場合、ㅅは濃音で発音する)

넋이[넉씨]
곬이[골씨]
없어[업ː써]
앉아[안자]
핥아[할타]
닭을[달글]
읊어[을퍼]
젊어[절머]
값을[갑쓸]

제15항  받침 뒤에 모음 ‘ㅏ, ㅓ, ㅗ, ㅜ, ㅟ’들로 시작되는 실질 형태소가 연결되는 경우에는, 대표음으로 바꾸어서 뒤 음절 첫소리로 옮겨 발음한다.
パッチムの後に母音「ㅏ,ㅓ,ㅗ,ㅜ,ㅟ」などで始まる実質形態素はつながる場合には、代表音に変えて後ろの音節の初声に移して発音する。

밭 아래[바다래]
겉옷[거돋]
늪 앞[느밥]
헛웃음[허두슴]
젖어미[저더미]
꽃 위[꼬뒤]
맛없다[마덥다]

다만, ‘맛있다, 멋있다’는 [마싣따], [머싣따]로도 발음할 수 있다.
ただし「맛있다, 멋있다」は [마싣따], [머싣따]でも発音することがある。

〔붙임〕 겹받침의 경우에는 그 중 하나만을 옮겨 발음한다.
【補足】二重パッチムの場合にはその中の一つを移して発音する。

넋 없다[너겁따]닭 앞에[다가페]값어치[가버치]값있는[가빈는]

제16항  한글 자모의 이름은 그 받침소리를 연음하되, ‘ㄷ, ㅈ, ㅊ, ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅎ’의 경우에는 특별히 다음과 같이 발음한다.
ハングルの字母の名前はそのパッチムの音を連音するが、「ㄷ, ㅈ, ㅊ, ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅎ」の場合には特別に次のように発音する。

디귿이[디그시]
지읒이[지으시]
치읓이[치으시]
키읔이[키으기]
티읕이[티으시]
피읖이[피으비]
히읗이[히으시]
디귿을[디그슬]
지읒을[지으슬]
치읓을[치으슬]
키읔을[키으글]
티읕을[티으슬]
피읖을[피으블]
히읗을[히으슬]
디귿에[디그세]
지읒에[지으세]
치읓에[치으세]
키읔에[키으게]
티읕에[티으세]
피읖에[피으베]
히읗에[히으세]

第5章 音の同化 소리의 동화

同化とは:音が前後の音の影響を受けて変化すること。

제17항 받침 ‘ㄷ, ㅌ(ㄾ)’이 조사나 접미사의 모음 ‘ㅣ’와 결합되는 경우에는, [ㅈ, ㅊ]으로 바꾸어서 뒤 음절 첫소리로 옮겨 발음한다.
パッチム ‘ㄷ, ㅌ(ㄾ)’ が助詞や接尾辞の母音 ‘ㅣ’ と結合する場合、[ㅈ, ㅊ] に変えて次の音節の頭音として移して発音する。

곧이듣다[고지듣따]굳이[구지]미닫이[미다지]
땀받이[땀바지]밭이[바치]밭이[바치]
[붙임] ‘ㄷ’ 뒤에 접미사 ‘히’가 결합되어 ‘티’를 이루는 것은 [치]로 발음한다.
【補足】’ㄷ’の後ろに接尾辞’히’が結合して’티’になるものは’치’と発音する。

굳히다[구치다]닫히다[다치다]묻히다[무치다]

제18항  받침 ‘ㄱ(ㄲ, ㅋ, ㄳ, ㄺ), ㄷ(ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ, ㅎ), ㅂ(ㅍ, ㄼ, ㄿ, ㅄ)’은 ‘ㄴ, ㅁ’ 앞에서 [ㅇ, ㄴ, ㅁ]으로 발음한다.
パッチム’ㄱ(ㄲ, ㅋ, ㄳ, ㄺ), ㄷ(ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ, ㅎ), ㅂ(ㅍ, ㄼ, ㄿ, ㅄ)’は’ㄴ, ㅁ’ の前で [ㅇ, ㄴ, ㅁ]と発音する。

먹는[멍는]국물[궁물]깎는[깡는]키읔만[키응만]
몫몫이[몽목씨]긁는[긍는]흙만[흥만]닫는[단는]
짓는[진:는]옷맵시[온맵시]있는[인는]맞는[만는]
젖멍울[전멍울]쫓는[쫀는]꽃망울[꼰망울]붙는[분는]
놓는[논는]잡는[잠는]밥물[밤물]앞마당[암마당]
밟는[밤:는]읊는[음는]없는[엄:는]값매다[감매다]
[붙임] 두 단어를 이어서 한 마디로 발음하는 경우에도 이와 같다. 
【補足】2つの単語をつなげて一つの1単語として発音する場合にも同様になる。

책 넣는다[챙넌는다]흙 말리다[흥말리다]옷 맞추다[온마추다]밥 먹는다[밤멍는다]값 매기다[감매기다]

第19項 받침 ‘ㅁ, ㅇ’ 뒤에 연결되는 ‘ㄹ’은 [ㄴ]으로 발음한다.
パッチム ‘ㅁ, ㅇ’ の後ろに繋がる ‘ㄹ’は[ㄴ]と発音する。

담력[담:녁]침략[침냑]강릉[강능]항로[항:노]대통령[대:통녕]
[붙임] 받침 ‘ㄱ, ㅂ’ 뒤에 연결되는 ‘ㄹ’도 [ㄴ]으로 발음한다.
【補足】パッチム ‘ㄱ, ㅂ’ の後ろに繋がる ‘ㄹ’も [ㄴ]と発音する。

막론[막논→망논]백리[백니→뱅니]협력[협녁→혐녁]십리[십니→심니]

第20項 ‘ㄴ’은 ‘ㄹ’의 앞이나 뒤에서 [ㄹ]로 발음한다.
‘ㄴ’は ‘ㄹ’の前や後ろでは [ㄹ]と発音する。

1)난로[날:로]신라[실라]천리[철리]광한루[광:할루]
대관령[대:괄령]
2)칼날[칼랄]물난리[물랄리]줄넘기[줄럼끼]할는지[할른지]
[붙임] 첫소리 ‘ㄴ’이 ‘ㅀ’, ‘ㄾ’ 뒤에 연결되는 경우에도 이에 준한다.
【補足】第1声 ‘ㄴ’が ‘ㅀ, ㄾ’ の後ろに繋がる場合もこれに準ずる。

닳는[달른]뚫는[뚤른]핥네[할레]

다만, 다음과 같은 단어들은 ‘ㄹ’을 [ㄴ]으로 발음한다.
ただし、次のような単語は ‘ㄹ’を [ㄴ]と発音する。

의견란[의:견난]임진란[임:진난]생산량[생산냥]
결단력[결딴녁]공권력[공꿘녁]동원령[동:원녕]
상견례[상견녜]횡단로[횡단노]이원론[이:원논]
입원료[이붠뇨]구근류[구근뉴]

第21項 위에서 지적한 이외의 자음 동화는 인정하지 않는다.
上で指摘した以外の子音の同化は音が変わらない。

감기[감:기](×[강:기])옷감[옫깜](×[옥깜])
있고[읻꼬](×[익꼬])꽃길[꼳낄](×[꼭낄])
젖먹이[전머기](×[점머기])문법[문뻡](×[뭄뻡])
꽃밭[꼳빧](×[꼽빧])

제22항 다음과 같은 용언의 어미는 [어]로 발음함을 원칙으로 하되, [여]로 발음함도 허용한다.
次のような用言の語尾は[어]と発音することを原則とするが、 [여]と発音することも許容する。

피어[피어/피여]되어[되어/되여]
[붙임] ‘이오, 아니오’도 이에 준하여 [이요, 아니요]로 발음함을 허용한다.
【補足】’이오, 아니오’もこれに準じ [이요, 아니요]と発音することを許容する。 

第6章 濃音化 된소리 되기

第23項 받침 ‘ㄱ(ㄲ, ㅋ, ㄳ, ㄺ), ㄷ(ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ), ㅂ(ㅍ, ㄼ, ㄿ, ㅄ)’ 뒤에 연결되는 ‘ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈ’은 된소리로 발음한다.
パッチム ‘ㄱ(ㄲ, ㅋ, ㄳ, ㄺ), ㄷ(ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ), ㅂ(ㅍ, ㄼ, ㄿ, ㅄ)’ の後ろに繋がる ‘ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈ’は濃音で発音する。

국밥[국빱]깎다[깍따]넔받이[넉빠지]삯돈[삭똔]
닭장[닥짱]칡범[칙뻠]뻗대다[뻗때다]옷고름[옫꼬름]
있던[읻떤]꽂고[꼳꼬]꽃다발[꼳따발]낯설다[낟썰다]
밭갈이[받까리]솥전[솓쩐]곱돌[곱똘]덮개[덥깨]
옆집[엽찝]넓죽하다[넙쭈카다]읊조리다[읍쪼리다]값지다[갑찌다]

第24項 어간 받침 ‘ㄴ(ㄵ), ㅁ(ㄻ)’ 뒤에 결합되는 어미의 첫소리 ‘ㄱ, ㄷ, ㅅ, ㅈ’은 된소리로 발음한다.
語幹パッチム「ㄴ(ㄵ), ㅁ(ㄻ)」の後ろに結合する語尾の初声「ㄱ,ㄷ,ㅅ,ㅈ」は濃音で発音する。

신고[신꼬]껴안다[껴안따]앉고[안꼬]얹다[언따]
삼고[삼:꼬]더듬지[더듬찌]닮고[담:꼬]젊지[점:찌]

다만, 피동, 사동의 접미사 ‘-기-‘는 된소리로 발음하지 않는다.
ただし、被動・使動の接尾辞「-기-」は濃音で発音しない。

안기다감기다굶기다옮기다

제25항 어간 받침 ‘ㄼ, ㄾ’ 뒤에 결합되는 어미의 첫소리 ‘ㄱ, ㄷ, ㅅ, ㅈ’은 된소리로 발음한다.
語幹のパッチム ‘ㄼ, ㄾ’ の後ろに結合する語尾の初声 ‘ㄱ, ㄷ, ㅅ, ㅈ’は濃音で発音する。

넓게[널께]핥다[할따]훑소[훌쏘]떫지[떨:찌]

제26항 한자어에서, ‘ㄹ’ 받침 뒤에 연결되는 ‘ㄷ, ㅅ, ㅈ’은 된소리로 발음한다.
漢字語でㄹパッチムの後ろに連結される「ㄷ,ㅅ,ㅈ」は濃音で発音する。

갈등[갈뜽]발동[발똥]절도[절또]말살[말쌀]
불소[불쏘](弗素)일시[일씨]갈증[갈쯩]물질[물찔]
발전[발쩐]몰상식[몰쌍식]불세출[불쎄출]

다만, 같은 한자가 겹쳐진 단어의 경우에는 된소리로 발음하지 않는다.
ただし同じ漢字が重なる単語の場合には濃音で発音しない。

허허실실[허허실실](虛虛實實)절절하다[절절하다](切切- )

제27항 관형사형 ‘-[으]ㄹ’ 뒤에 연결되는 ‘ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈ’은 된소리로 발음한다.
冠形詞形「-[으]ㄹ」の後ろにつながる「ㄱ,ㄷ,ㅂ,ㅅ,ㅈ」は濃音で発音する。

할 것을[할꺼슬]갈 데가[갈떼가]할 바를[할빠를]
할 수는[할쑤는]할 적에[할쩌게]갈 곳[갈꼳]
할 도리[할또리]만날 사람[만날싸람]

다만, 끊어서 말할 적에는 예사소리로 발음한다.
ただし、切って話す場合には平音で発音する。

[붙임] ‘-(으)ㄹ’로 시작되는 어미의 경우에도 이에 준한다.
【補足】-(으)ㄹで始まる語尾の場合にもこれに準ずる。

할걸[할껄]할밖에[할빠께]할세라[할쎄라]
할수록[할쑤록]할지라도[할찌라도]할지언정[할찌언정]
할진대[할찐대]

제28항 표기상으로는 사이시옷이 없더라도, 관형격 기능을 지니는 사이시옷이 있어야 할(휴지가 성립되는) 합성어의 경우에는, 뒤 단어의 첫소리 ‘ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈ’을 된소리로 발음한다.
表記上ではサイシオッがないとしても冠形格の機能を持つサイシオッがあるべき(休止が成立する)合成語の場合には、後ろの単語の初声「ㄱ,ㄷ,ㅂ,ㅅ,ㅈ」を濃音で発音する。

문-고리[문꼬리]눈-동자[눈똥자]신-바람[신빠람]산-새[산쌔]
손-재주[손째주]길-가[길까]물-동이[물똥이]발-바닥[발빠닥]
굴-속[굴:쏙]술-잔[술짠]바람-결[바람껼]그믐-달[그믐딸]
아침-밥[아침빱]잠-자리[잠짜리]강-가[강까]초승-달[초승딸]
등-불[등뿔]창-살[창쌀]강-줄기[강쭐기]

第7章 音の添加 소리의 첨가

제29항  합성어 및 파생어에서, 앞 단어나 접두사의 끝이 자음이고 뒤 단어나 접미사의 첫 음절이 ‘이, 야, 여, 요, 유’인 경우에는, ‘ㄴ’소리를 첨가하여 [니, 냐, 녀, 뇨, 뉴]로 발음한다.
合成語および派生語において、前の単語や接頭辞の最後が子音で後ろの単語や接尾辞の最初の音節が「이, 야, 여, 요, 유」である場合には「ㄴ」の音を添加し[니, 냐, 뇨, 뉴]と発音する。

솜-이불[솜ː니불]
삯-일[상닐]
내복-약[내ː봉냑]
늑막-염[능망념]
눈-요기[눈뇨기]
국민-윤리[궁민뉼리]
홑-이불[혼니불]
맨-입[맨닙]
색-연필[생년필]
콩-엿[콩녇]
영업-용[영엄뇽]
밤-윳[밤ː뉻]
막-일[망닐]
꽃-잎[꼰닙]
직행-열차[지캥녈차]
담-요[담ː뇨]
식용-유[시굥뉴]

다만, 다음과 같은 말들은 ‘ㄴ’소리를 첨가하여 발음하되, 표기대로 발음할 수 있다.
ただし、以下の言葉は「ㄴ」を音と添加し発音するが、表記通りに発音することもできる。

이죽-이죽[이중니죽/이주기죽]
검열[검ː녈/거ː멸]
금융[금늉/그뮹]
야금-야금[야금냐금/야그먀금]
욜랑-욜랑[욜랑뇰랑/욜랑욜랑]

〔붙임 1〕 ‘ㄹ’ 받침 뒤에 첨가되는 ‘ㄴ’소리는 [ㄹ]로 발음한다.
【補足1】ㄹパッチムの後ろに添加される「ㄴ」の音は[ㄹ]と発音する。

들-일[들릴]
물-약[물략]
물-엿[물렫]
솔-잎[솔립]
불-여우[불려우]
휘발-유[휘발류]
설-익다[설릭따]
서울-역[서울력]
유들-유들[유들류들]

〔붙임 2〕 두 단어를 이어서 한 마디로 발음하는 경우에도 이에 준한다.
【補足2】2つの単語を続けて1つの単語として発音する場合にはこれに準ずる。

한 일[한닐]
3 연대[삼년대]
잘 입다[잘립따]
옷 입다[온닙따]
먹은 엿[머근녇]
스물여섯[스물려섣]
서른여섯[서른녀섣]
할 일[할릴]
1 연대[일련대]
먹을 엿[머글렫]

다만, 다음과 같은 단어에서는 ‘ㄴ(ㄹ)’소리를 첨가하여 발음하지 않는다.
ただし、以下の単語では「ㄴ(ㄹ)」の音を添加して発音しない。

6·25[유기오]3·1절[사밀쩔]송별-연[송ː벼련]등용-문[등용문]

この条項は、「ㄴ」が挿入される現象について規定している。
この条項によれば、「ㄴ」が挿入される条件は二つである。

まず文法的側面から見ると、後ろの語が語彙的な意味を表す場合がほとんどである。
「영업용(営業用)」のように接尾辞「-용」が結合する場合にも「ㄴ」が挿入されるが、このときの「-용」は語彙的意味が強い。

次に音声的側面から見ると、前の語が子音で終わり、後ろの語が単母音「이」または二重母音「야・여・요・유」で始まる必要がある。このとき挿入される「ㄴ」は後ろの語の語頭に置かれる。

ところが、実際には「ㄴ」が挿入される条件はこれよりもっと多様である。
文法面では、[付記2]でも述べているように、複合語だけでなく、単語と単語の間でも「ㄴ」が挿入される。

また音声面では、二重母音の種類が「야・여・요・유」に限られず、「얘・예」のように半母音ㅣ[j]で始まるすべての二重母音の前で「ㄴ」が挿入される。
そのため「슬픈 얘기[슬픈냬기](悲しい話)」「먼 옛날[먼ː녠날](遠い昔)」などでも「ㄴ」が挿入され得る。

この場合、音声面では、「ㄴ」の挿入は単母音「이」と半母音「ㅣ[j]」の前で起こると一般化することができる。
韓国語では、口蓋音化や「ㅣ」逆行同化など、さまざまな現象で単母音「이」と半母音「ㅣ[j]」がまとめて発音条件として提示されるため、これは自然な現象だといえる。

一方、[付記1]で述べたように、前の語の最終子音が「ㄹ」である場合には、挿入された「ㄴ」は実際には[ㄹ]として発音される。
これは、「ㄴ」が挿入されたあと、前の「ㄹ」に同化した結果である。
このような子音同化は、第20項で規定されている現象と同じである。

「ㄴ」の挿入は常に適用されるわけではない。
そのため、「다만(ただし)」の項目で、

  • 「이죽이죽」のように「ㄴ」が挿入される場合とされない場合の両方を標準発音として認める例
  • 「송별연、등용문」のように、「ㄴ」が挿入される形を標準発音として認めない例

を別途示している。

「ただし」に示されていない単語の中にも、「ㄴ」挿入が起こらないものは少なくない。
文法的性質から見ると、次のような場合がある。

  • 接頭辞が結合した場合:몰인정、불일치 など
  • 合成語の場合:독약、그림일기 など
  • 語句構成の場合:작품 이름、아침 인사 など
  • 漢字系の接尾辞が結合する場合:한국인、경축일 など

제30항  사이시옷이 붙는 단어는 다음과 같이 발음한다.
サイシオッがつく単語は次のように発音する。

1. ‘ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈ’으로 시작되는 단어 앞에 사이시옷이 올 때에는 이들 자음만을 된소리로 발음하는 것을 원칙으로 하되, 사이시옷을 [ㄷ]으로 발음하는 것도 허용한다.
「ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈ」で始まる単語の前にサイシオッがくる時には、これらの子音のみを濃音で発音することを原則とするが、サイシオッを[ㄷ]で発音することも許容する。

냇가[내ː까/낻ː까]
콧등[코뜽/콛뜽]
햇살[해쌀/핻쌀]
고갯짓[고개찓/고갣찓]
샛길[새ː낄/샏ː낄]
깃발[기빨/긷빨]
뱃속[배쏙/밷쏙]
빨랫돌[빨래똘/빨랟똘]
대팻밥[대ː패빱/대ː팯빱]
뱃전[배쩐/밷쩐]

2. 사이시옷 뒤에 ‘ㄴ, ㅁ’이 결합되는 경우에는 [ㄴ]으로 발음한다.
サイシオッの後ろに「ㄴ, ㅁ」が結合される場合は[ㄴ]で発音する。

콧날[콛날→콘날]
툇마루[퇻ː마루→퇸ː마루]
아랫니[아랟니→아랜니]
뱃머리[밷머리→밴머리]

3. 사이시옷 뒤에 ‘이’소리가 결합되는 경우에는 [ㅥ]으로 발음한다.
サイシオッの後ろに「이」の音が結合される場合は[ㄴㄴ]で発音する。

베갯잇[베갣닏→베갠닏]
나뭇잎[나묻입→나문닙]
뒷윷[뒫ː뉻→뒨ː뉻]
韓国語
スポンサーリンク
Hanaをフォローする
タイトルとURLをコピーしました