敬語には저を、タメ口には나を使いましょう!
저と나の意味
意味はどちらも「私・僕」です。
英語の I のように、性別関係なく一人称は저/나を使います。
저は나の謙譲語(へりくだる言葉)です。
使い分け
敬語には「저」、タメ口には「나」です。
これだけ覚えればいいです。
文法的に説明すれば「나は間違いではないが、敬語の時はへりくだる謙譲語の저が似合う」ということです。
敬語で나を使うとき
なかには、「나+敬語」で話す人がいます。
ただし、使える条件があります。
それは、「相手がタメ口で話せる仲の人」だということです。
つまり、タメ口で話す仲でない相手に対しては、저を使いましょう。
一般の生活の中では、韓国人は2、3歳くらい年上の人とかなり仲良くなると、タメ口で会話するようになることが多いです。その時に“あくまで年上には敬語で接したい“という人が、나を使って敬語で話す場合がありますが、そんなに多くはありません。
私のインスタにも、親しみを持っているからなのか「나+敬語」でコメントしてくださる方がいますが、本当は不適切な使い方です。敬語で話す相手には、親しみを持っていても저が適切です。
KPOPアイドルで年上メンバーに対して「나+敬語」で話している人がいますが、あくまで仕事として敬語で話すけど、タメ口で話せる仲なので나を使っているという感じです。
推しとのやりとりは?
年上の推しと会話したり手紙を送ったりする時も「저+敬語」が普通です。
年上の推しと恋人のようにやりとりしたくて、タメ口で接するファンもいます。
年下の推しに対してはタメ口で話す人が多いですが、敬語で話したいなら저を使いましょう。
例文
저는 하나라고 합니다.(私はハナと申します。)
※敬語なので、저が適切です。
나 내일 학교 가야 돼.(私、明日学校に行かなきゃ。)
※タメ口なので、나が適切です。