入門文法13回目、最終回です!
お疲れさまでした!
前回の「動詞・形容詞の疑問形」はこちらからご覧ください↓
韓国語入門文法12:動詞・形容詞の疑問形を覚えよう
文法入門文法 入門文法12回です。「行きますか?」「遠いですか?」といった疑問表現の作り方を覚えましょう。 前回の「名詞...
있다と없다の基本情報
まずは基本の情報を抑えましょう。
日本語と違い、韓国語では人もモノのも区別せず「있다/없다」で表します。
있다 ある・いる
없다 ない・いない
있다と없다は「存在詞」
있다と없다の品詞は「存在詞」です。
動詞でも形容詞でもありません。
(ちなみに、日本語の「ある」は動詞で、「ない」は形容詞なんだそうです。不思議!)
Hana
「存在詞」という言葉を覚える必要はないよ!
ではなぜ「存在詞」だと説明したかというと、「있다/없다」は動詞・形容詞とは別物だという意識を持ってほしいからです。
なんで있다/없다は動詞・形容詞と分けて考えるのが大切なの?
Hana
あるときは動詞のように活用したり、またあるときは形容詞のように活用したりとバラバラなんだ!
そう、있다と없다は、あるときは動詞の形で、またあるときは形容詞の形で活用するんです。
ややこしい…。どうやって覚えるの?
Hana
攻略法は一つ!
ずばり、攻略法は「있다と없다の活用はそのつど暗記する」ことです。
とりあえずは、次の4つを覚えていれば大丈夫です。
覚えるべき活用は4つずつ!
この4つの活用を覚えればOKです。
있는の発音は「잉는」、없는の発音は「엄는」となります。
例文を見て慣れよう
가방 안에 있는 것
カバンの中にあるもの
아무도 없는 방
誰もいない部屋
まとめ
・存在の有無は人・モノで区別せず、「있다/없다」で表現する
・있다/없다は動詞でも形容詞でもないので別物として活用もそのつど暗記する
・4つの活用(原型・해요体・합니다体・連体形)を覚えればいい