過去完了の連体形を覚えましょう!
過去完了の連体形ってなに?
「以前通っていたお店」のように、完了している(=今はもう違う)過去の出来事・状況を説明するために、名詞の前につける言い方だよ!
過去完了の連体形
-았/었던+名詞(〜していた〇〇)
〈例〉
하다(する)→ 했던(していた〇〇)
먹다(食べる)→ 먹었던(食べていた〇〇)
つまり、해요体から요を取ってㅆ던をつければ完成です。
どんな意味があるか
-았/었は「完了」、던は「回想」を表す。
完了と回想が合わさった形になります。
つまり今はしていない過去の出来事・状況(=完了)を振り返る(=回想)ときに使います。
-던と-았/었던の違い
例えば먹다(食べる)なら먹던と먹었던はどう違うの?
このように、「-던」と「-았/었던」の違いが区別できない人が多いと思います。
-던は、「過去に何回かしていたことを回想する」という意味です。
・過去によくしていた(=今はしていない)こと
・過去にしていたが中断したまま今に至ること
のどちらかのときに使います。
つまり、「今はしていない過去の習慣」か「未完了の過去の出来事」を表すのが-던です。
まず、「-던:今はしていない過去の習慣」について。
「習慣」なので、「単発のできごと」に-던は使えません。
一方、-았/었던では過去の習慣でも過去の単発の出来事でも使えます。
次に、もう一つの使い方「-던:未完了の過去の出来事」について。
これは-았/었던が使えません。
理由は、-았/었が「完了」を表す部分だからです。
理屈はわかったけど、なんだかややこしいなあ…
実際の例文で比較しながら覚えていくと身につくよ!
例文で覚えよう
「幼い頃に住んでいた家」
⭕️어렸을 때 살던 집
⭕️어렸을 때 살았던 집
・今は住んでいない
・過去の習慣(単発の出来事でない)の
で、-던も-았/었던もどちらも使えます。
「今はしていない過去の習慣」について話すときは、どっちもOKなんだね!
어제 갔던 카페 이름이 뭐였나?
昨日行ったカフェの名前なんだっけ?
※가던は使えない。
「昨日行った」という単発の出来事なので、-던は使えません。
제일 좋았던 생일 선물이 뭐예요?
一番良かった誕生日プレゼントはなんですか?
※좋던は使えない。
「もらって一番良かったプレゼント」ということですね。
なので、もらう行為は完了しているわけです。
なので、完了の-았/었が入った「-았/었던」を使います。
まとめ
-았/었던+名詞(〜していた〇〇)
・「完了」と「回想」が合わさった形
→過去の完了した(=今はしていない)出来事について回想するときに使う