接続表現を覚えると、文を自由自在につなげられるので、作文力(=会話力)がアップします!
今日は「-고(〜して)」を覚えましょう。
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意味
-고 〜して
作り方
語幹+고
・하다(する)→하고(して)
・먹다(食べる)→먹고(食べて)
用法
①同列の内容をつなげる
②A→Bの順で物事が起こる
③A(=着脱)の状態でBが起こる
④Aの状態でB(=移動)が起こる
例文で理解していきましょう!
用法1:同列の内容をつなげる
用法1:同列の内容をつなげるとき「-고」をつける
-고の代表的な使い方です。
「対等な事柄を並列する」と表現されたりもします。
얼굴이 작고 키가 크다.
顔が小さくて背が高い。
2つの特徴をつなげている。顔が小さいことと背が高いことの因果関係はないので、単純に文をつなげる-고を使っている。
싸고 맛있다.
安くて美味しい。
安いことと美味しいという2つの特徴をつなげている。「安いから美味しい」みたいな因果関係などを言いたいわけでなく、単に2つの特徴をつなげて言いたいだけなので-고を使う。
비싸니까 맛있는 거야.
高いから美味しいんだよ。
このように「飯は高級だから美味いんだよ」みたいな感じで言いたいときは、-고ではなく因果関係や理由などを表す接続表現を使います。
このように、因果関係などがない2つの事柄を単につなげて言いたいだけの場合に「-고」を使います。
用法2:A→Bの順で物事が起こる
用法2:Aが起こった後にBが起こったとき「-고」を使う
例文を見ていきましょう。
친구랑 집에서 음악을 듣고 영화를 봤어요.
友達と家で音楽を聴いて映画を見ました。
音楽を聴いた後に映画を見たという一連の流れを「-고」で表現している。
사진을 보고 놀랐다.
写真を見て驚いた。
「写真を見る→その後驚く」という一連の流れを「-고」で表現している。「-아/어 서」を使うのではと思いがちですが、写真の内容に驚いたのであって、写真を見る行為自体と驚いたことに直接の因果関係はないので「-고」を使います。
例外として
・「〇〇を、AしてBした」とAとBの行動の目的語が同じとき
・Aが移動の動詞のとき
…この2つ場合は「-아/어 서」を使います。
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用法3:A(=着脱)の状態でBが起こる
用法3:A(=着脱)の状態でBが起こるとき「-고」を使う
着脱の動詞(입다:着る 벗다:脱ぐ 쓰다:つける・かぶる 들다:持つ 신다:履く など)を使うときは、-고を使います。
例文で理解しましょう。
잠옷을 입고 자요.
パジャマを着て寝ます。
모자를 쓰고 다녀요.
帽子をかぶって通います。
마스크를 벗고 이야기해도 될까요?
マスクを外して話してもいいですか?
用法4:Aの状態でB(=移動)が起こる
用法4:Aの状態でB(=移動)が起こるとき「-고」を使う
これは下の例を見た方がわかりやすいと思います。
Bが移動の動詞
・-고 가다:〜していく
・-고 오다:〜してくる
・-고 나가다:〜して外出する
・-고 다니다:〜して通う
例文を見ていきましょう。
저녁을 먹고 가요.
夕飯を食べていってください。
다음에는 남자 친구도 대리고 오세요.
次は彼氏も連れてきてください。
신분중을 들고 나갔다.
身分証を持って外出した。
지하철을 타고 다녀요.
地下鉄に乗って通っています。
ただし、「歩いて行く」は「걸어서 가다, 걸어가다」と言います。(歩くことと行くことがほぼ同義なくらい密接なので、強い関係を表す-아/어 서を使います。)
-아/어 서との違いは?
似ている表現に「-아/어 서」があります。
この違いに混乱する学習者は非常に多いです。
違いや使い方について以下にまとめたので、ご覧ください。
ネイティブ音声
韓国人の動画から「-고」の場面をまとめてみました!
発音と使い方の確認をしましょう👍
지민아, 나만 믿고 가라고 했잖아!
ジミン、僕だけ信じて行けって言ったじゃん!
믿다(信じる)に-고をつけると「믿고(信じて)」となります。
바로 쉬지 않고 몸을 움직일 수 있는
すぐに休まず体を動かせる
否定形に-고をつける場合は、「안 -고」「-지 않고」の2通りの言い方があります。
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