接続表現を覚えると、文を自由自在につなげられるので、作文力(=会話力)がアップします!
今日は「-(으)니까」を覚えましょう!
接続一覧ページはこちら!
-니까の意味・作り方
-(으)니까 〜だから
作り方
語幹+(으)니까
・語幹が母音で終わる…+니까(하다→하니까)
・語幹がパッチムで終わる…+으니까(먹다→먹으니까)
・語幹がㄹパッチムで終わる…+ㄹパッチムを取って니까(알다→아니까)
-아/어서との違い
同じ理由・原因を表現する「-아/어 서」との違いが気になると思いますが、
-(으)니까:主観的
-아/어 서:客観的
…というニュアンスの違いがあります。
-(으)니까を使うときは、基本的に後ろに主観的な語尾がつきます。
下の例文で理解していきましょう。
-(으)니까を使った例文
네가 그렇게 말하니까 나도 믿었잖아!
あんたがそう言うから私も信じちゃったじゃん!
주말이니까 늦잠 자도 되지.
週末だから寝坊してもいいよね。
귀여우니까 봐줄게.
かわいいから大目にみてあげる。
심심하니까 영화나 보러 가자.
暇だから映画でも見に行こうよ。
위험하니까 조심하세요.
危ないのでお気をつけください。
このように、
・잖아:〜じゃん
・-지:〜よね
・-ㄹ게:〜するね
・-자:〜しようよ
・-지 마:〜しないで
・-면 안 돼:〜したらダメ
・-세요:〜してください
…のような命令・勧誘など自分の感情を乗せる主観的な語尾を使うとき、「-(으)니까」を使うのが一般的です。
-(으)니까を使うと危険なとき
慣れないうちは「-아/어 서」と「-(으)니까」を混同しても通じるので怖がる必要はないですが、「-(으)니까」の使用を避けた方がいい場面があります。
それは「言い訳」をするときです。
例えば、
늦잠 잤으니까 지각했어요.
寝坊したから遅刻しました。
こう言ってしまうと、「寝坊したからそりゃあ遅刻しますよ」みたいな開き直った言い方になってしまいます。
늦잠 자서 지각했어요.
寝坊したので遅刻しました。
このように「-아/어 서」を使って客観的事実を端的に述べるのが自然です。
제가 바람을 피웠으까 이혼했어요.
私が浮気をしたから離婚しました。
「바람을 피우다:浮気をする」と言います。口語では「피다」と言うことが多いです(文法的には피우다が正しい)。
こう言うと、「自分が浮気をしたんだから離婚したんです」とこちらも開き直ったニュアンスになってしまいます。
제가 바람을 피워서 이혼했어요.
私が浮気をしたので離婚しました。
このように客観的な「-아/어 서」を使うのが自然です。
ネイティブ音声
BTSなどネイティブの使い方を見て学びましょう。
내가 번호 아니까 내가 사러 갑니다
僕が番号を知ってるから、僕が買いに行きます。
알다(知る)に-니까をつけると「아니까」になります。
너무 초반부터 슈뢰딩거가 나와 버리니까 머리가 띵하네
あまりにも最初からシュレーディンガーが出ちゃうから頭がぼうっとするね
「나오다(出てくる)」と「-아/어 버리다(〜してしまう)」と「-니까」がくっついた形です。