「優しい」の韓国語5個をまとめました!
有名な「상냥하다(サンニャンハダ)」は、実はあまり使わない表現なんです。
それぞれの単語の意味やイメージ、使う場面などをまとめました!
착하다 優しい、善良だ
착하다(チャッカダ)は「優しい、善良だ」という意味の言葉です。
「優しい」というときはこの言葉が一番オーソドックスです。
ただ、目上の人・年上の人に対して、その人がいる場では使いません。
日本語でも目上に人に対して直接「優しい・善良ですね」とはあまり言わないですよね。
でも、その人がいない場で「あの人は優しい」と言うときは、誰に対しても使えます。
日本語でも店長がいない場で「店長って優しい人ですよね」と言うのは良くありますよね。
선생님은 착한 분이시네요. (先生は優しい方ですね)
※先生がいない場で言うのは全然OK。
※先生がいる場で、または先生に対して直接言うのはNG。
さらに、착하다はバカにした・呆れた口調で言うと、皮肉・悪口になってしまう危険もあります。
돈 줬다고? 넌 사람이 너무 착한 거 아니냐?
(お金あげたって?あんた人が優しすぎない?)
「お人好しすぎない?」「優しすぎない?」とバカにしたニュアンスがあります。
そんな優しすぎたら損するよ、というもどかしさも含まれています。
褒め言葉で착하다を使うときは、明るい表情・口調で「心からすごいと思います!」と言うオーラを明確に出しましょう。(自信がない方は直接褒めるときに使わない方が安全です。)
친절하다 親切だ
친절하다(チンジョラダ)は「親切だ」という意味の言葉です。
あまり関わりのない人が親切なことをしてくれた時に使います。
「店員さんが挨拶やサービスなど親切な接客してくれる」ときによく使われます。
なので家族や友達に対しては使いません。
친절한 서비스로 유명한 식당.(親切なサービスで有名な食堂。)
자상하다 心配りができる
자상하다(ジャサンハダ)は「心配りができる」という意味の言葉です。
主に男性に対して使う言葉です。
年上の男性が女性にあれこれ世話を焼くようなイメージです。
イメージなので、そのような行動をする年下の男性にも使います。
最近はあまり使われなくなった言葉なので、使うことはほとんどないと思います。
상냥하다 柔和だ
상냥하다(サンニャンハダ)は「柔和だ」という意味の言葉です。
主に女性に対して使う言葉です。
女性の柔らかく穏やかなイメージです。
教科書でよく「優しい」の韓国語として使われますが、
実は最近はもうあまり使わない表現で、日常会話で使うことはほとんどないと思います。
다정하다 情に厚い
다정하다(タジョンハダ)は「情が深い」「情に厚い」という意味の言葉です。
非常に古い感じのする言葉で、いまはあまり使われません。
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