今回のテーマは「韓国語を話すために必要な心構え」です。
結論から言うと、「韓国語を話したいなら、話したい理由・目的を作ろう」ということです。
その理由や実際にどういう目的を作るのが良いか、ポイントを説明していきます。
・韓国語を話せるようになりたい!
・聞き取りたいのがメインだけど、話せるようにもなりたい。
という方は、ぜひ読んでいってください!
また、聞き取れれば話せなくても良いという人に向けても書いています。ぜひ読んでみてください!
「韓国語勉強の目的」アンケート結果
先日Instagramで「韓国語勉強の一番の目的は?」という質問をしてみました。
「話せるようになりたい」が約6割、「聞き取れるようになりたい」が約4割という結果になりました。
そこで、こんな質問もしてみました。
「韓国語を話したい理由・目的は何ですか?」
回答はこんな感じです。
・留学したい
・韓国人の友達と話したい
・推しとのヨントンで会話したい
その中で、「推しの言葉を理解したいから」「ドラマを字幕なしで見たいから」という回答が結構多かったです。
しかし正確には、「推しの言葉を理解したい・ドラマを字幕なしで見たい」というのは「韓国語を聞き取りたい理由」であって、「韓国語を話したい理由」ではありません。
話せるようになれたらいいけど、具体的な目的とか理由はないかなあ…
こんな方には、「韓国語を話して何がしたいか」という目標・目的を作ることをおすすめします。
「聞き取れるけど話せない」
韓国語を話す理由が特にないと、韓国語を話す練習をしなくなります。
韓国語を話さないと、
「韓国ドラマは大体理解できるけど、会話は苦手です」
「検定は持っているけど、あまり話せません」
という状態になります。
英語でも同じような問題がありますね。「ペーパーテストでは良い点が取れても、英語は話せない」というのは多くの日本人が直面する悩みです。
話す理由・目的の重要性
話す練習を習慣づけないと、話せるようにはなりません。
話す・使う習慣を身につけるためには、「話したい理由・目的」を持つことが大事です。
話したい理由や目的ができると、自分が韓国語を話す姿がイメージできるので、韓国語勉強のモチベーションにもなります。
理由・目的の作り方
・友達の〇〇さんと韓国語で会話したい
・旅行で韓国語を使いたい
・推しにファンレターを書きたい
・SNSで韓国語で投稿したい
こんな感じで、具体的な理由を作ってみましょう。
具体的な理由を持つメリットは、
・「なりたい自分」がイメージできるので、具体的に何をするべきか・何が足りていないかがわかる
・実際に韓国語を使ってみるきっかけになる
といったものがあります。
「なんとなく話せるようになれたらな」というところから、具体的なイメージを持つようにしましょう。
「聞き取りたい」では続かない?
「聞き取りたい」がメインだと、挫折しやすいです。
「韓ドラを字幕なしで見たいなあ」「推しの言葉を理解したいなあ」と思っているけど韓国語勉強を始められない、なかなか続かない人がたくさんいます。
私はその一番の理由は「豊富な日本語サポート」にあると思います。
韓ドラやバラエティ番組、芸能人の動画は公式が日本語字幕をつけていることが多いし、公式の字幕がなくても、ファンが自発的に字幕をつけてSNSにあげていることも多いです。
聞き取れなくても大抵は字幕があるからどうにかなっちゃうのが韓国コンテンツです。
「聞き取りたい」だけでは、かなり強いやる気がないと難しいと思います。
でも、「話したい・使いたい」は自分が話せる・使えるようにならないと、解決できません。
なので、「話す」ことを目的に設定しておくと、自分で韓国語を勉強して覚える以外ないので、挫折しにくいです。
聞き取りたいのがメインの人も、聞き取りできれば話せなくてもいい人も、基本的には「話せるようになりたい」という目標を持つのがおすすめです。
まとめ
・聞き取りメインの人でも、「話せるようになる」という目標を立てよう
・具体的にイメージできる目標を作ろう
・目標を立てたら、そのためにどうするべきか(=どんな単語・文法を覚えるべきか、どんな動画をみるべきか)考えてみよう