「持つ」っていうとき、갖다って言ったり가지다って言ったりします。どんな違い・使い分けがあるのか見てみましょう!
가지다と갖다の関係
もとが가지다で、갖다が가지다の略語です。
가지다
品詞:動詞
意味:持つ、所有する
→略が「갖다」
それぞれの活用
가지다と갖다は活用の形もそれぞれ違います。
가지다 | 갖다 | |
해요体 | 가져요(持ちます) | なし |
仮定 | 가지면(持つと) | 갖으면(持つと) |
連体形 | 가지는(持つ〇〇) | 갖는(持つ〇〇) |
-고 | 가지고(持って) | 갖고(持って) |
-ㄹ/을 때 | 가질 때(持つ時) | 갖을 때(持つ時) |
-아/어 서 | 가져서(持つので) | なし |
-아/어 도 | 가져도(持つと) | なし |
갖다だと使えない場合があるね。なんでだろう?
갖다が使えない場合
갖다は-아/어形には使えません。
-아/어というのは해요体から요をとった部分です。
なので、해요体も-아/어を使う文法も갖다は使えません。
なので、갖다が使えないとき(= -아/어形)は가지다の方を使います。
たとえば、「持ったら(-면)」というときは「가지면」と「갖으면」どちらも使えますが、「持っても(-아/어 도)」というときは「가져도」のみが使えます。
どちらも使える時の使い分け
どっちも使える時はどう使い分けてるの?
どちらも使えるときは、会話では略語の갖다の方を言うときが多いです。
理由は短く言えるからです。
なので会話では갖다で言わなきゃいけない!というわけではないです。
使うときのポイント
「持つ」と韓国語で言うときのポイントは、-아/어系の文法の時は가지다を使うこと、そしてそれぞれの活用がスムーズに出てくるようにすることです。
たとえば、「持って」と言いたいときに「가지고」でも「갖고」でもどちらでもいいですが、「갖으고だったっけ…?」と迷わないように意識して話す練習をしましょう👍
例文
이거 가져가도 되나요?
これ持って行ってもいいですか?
※갖다は使えない。
각자 시간을 그래도 이미 갖고 있는 중이잖아요
各自の時間をそれでもすでに過ごしている中じゃないですか
※가지고でもOK。
– 防弾会食2022▶︎YouTubeで見る(28:47)
긴 시간을 가지고 돌아오면 우리끼리 할 얘기가 또 얼마나 많을까 이런 생각도 들고
長い時間を持って戻ってきたら僕たち同士で話すことがまたどれだけ多いかという考えもありますし
– 防弾会食2022▶︎YouTubeで見る(28:57)