上の画像にあるように、
것…正式な表記
거…口語・略語
게…것이の略
です。
どう使い分ければいいのか説明します!
使い分け
上の画像にあるように、
「話すときは거、書くときは것」です。
逆になってしまっても間違いではないのですが、基本は「話すときは거、書くときは것」です。
なので、新聞など書き言葉を読むときは것、セリフなど話し言葉を文字に起こすときは거と書かれることがあります。
ちゃんとした文章を書くときは것
人に公開するようなちゃんとした文章を書くときは、것で書きましょう。
TOPIKのような文章回答でも、もちろん것です。
거はあくまでも略語です。
正式な文章を書くときに、日本語も略語ではなく正式な表記で書きますよね。
韓国語も同じです。正式に提出するような・公式に公開するようなちゃんとした文章で略語は避けましょう。
口語だと表記が変わります
上の画像のように、
口語だと表記が変わります。
歌詞でもよく使うので、好きな歌を聞くときに韓国語の歌詞を見ながら上の表記を見つけてみましょう。実際に、好きなものの中で勉強したものを見つけると、記憶に残りやすいので効果的です!
것이에요は게에요にはならない。
것이에요(ことです・ものです)→ ○ 거예요 × 게에요
「것이=게」の、것이の이は、助詞이/가(〜が)の이です。
것に이에요(〜です)を付けて「것이에요(事・物です)」と言うときに確かに「것이」の部分がありますが、この이は助詞이/가ではないので、「것이에요→게에요」とはなりません。
あくまで「ことが・ものが」と言うときの「것이」のみ「게」になります。
것이에요(ことです・ものです)は、話すときには「것→거」となるので、예요を付けて「거예요」となります。
것도は話すときも것도
것도(事も・物も)というときは、なぜか話すときも것도と言うのがほとんどです。거도も可能なので全く言わないこともないのですが、あまり使われません。
なぜか?韓国人もよくわからないそうです。これはルールが特になく、感覚的・習慣的に것도が選ばれるようです。
言葉にはルールでは説明できないものが、ときどきあります。
まとめ
것…正式な表記
거…것の略語・口語
게…것이(事が・物が)の略
話し言葉で거が、書き言葉で것が使われる。