「오と어はどう違うのか?」
ハングルを勉強し始めた日本人の多くが引っかかるポイントです。
BTSメンバーの発音・口の動きを参考にしながら理解していきましょう。
오と어の音
まずは오と어がどんな音かおさらいしましょう。
오 口をすぼめて口先で発音する。日本語の「お」。
어 「あ」の口で「お」と言う(正確には「あ」より口を縦に開く)。口腔内(口の中)で発音し、深い音になる。
どちらがどちらかちゃんと区別しておきましょう。
バンタンの発音を聞いてみよう
口を大きく開けるイヤホンガンガンゲームが発音の理解にすごくいいです!
ジミンさんが「롤러코스터(ローラーコースター)」と発音する動画を見て、口の動きと音を確認しましょう。
롤러코스터の母音は「오、어、오、으、어」なので、오と어が2回ずつ登場する良い教材かなと思い選びました。
1音ずつ見ていきましょう。
1音目:롤(오)
ジミンさんが唇を突き出してますよね。これが오の口です。
2音目:러(어)
唇は突き出さず、口を「あ」くらい、正確には「あ」よりちょっと縦に開けて口の中から発音していますよね。最初の롤より深い音になっているのがわかると思います。
3音目:코(오)
1音目の「롤」同様、唇を突き出して口先に力を入れて発音しています。
5音目:터(어)
2音目の「러」同様、唇に力は入れず、口腔内で発音しています。
口の形や音が理解できるまで、繰り返し見てみましょう。
発音のコツは「大きく話す」
어の発音はどうすればできるかな?
最初のうちは어がうまく発音できずに悩むかもしれません。
でもそれは当然です。
日本語にはない発音ですから、うまくできなくて当たり前です。
어の発音が自然にできるようになるコツは、「大きく何回も発音すること」です。
上のジミンさんのように、口を大きく開けて、「あ」の口で「お」と深い音を出してみましょう。
口を大きく開ける理由は、「어の顔の筋肉を作るため」です。
日本人は어を発音する筋肉ができていません。
したがって、筋肉を作る必要があります。
筋肉を作るには、口を大きく動かして表情筋を鍛える筋トレをするしかありません。
鏡で自分の口の動きを見てみよう
自分の口の動きを見たことがありますか?
鏡で韓国語を話す自分の表情や口の動きを見てみましょう。
思ったより口が開いていなかったり、イメージと違う口の形になっているかもしません。
私はよく鏡の前に立って韓国語の歌を熱唱するのですが、そのときに自分の発音や口の形を見るようにしています。
歌を歌うときは話す時よりも口を広く開けやすいので、発音練習にとてもおすすめです。
まとめ
・まず오と어の口の動きや音の違いを理解する。
・口を大きく開けて発音練習し、顔の筋肉を鍛える
・鏡で自分の口の動きを見てみる
・歌を熱唱するのがおすすめ