【勉強法】日→韓の聞き流しはおすすめしません!

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今回のテーマは「おすすめしない勉強法:日→韓の聞き流し」です。

結論から言うと、逆効果になりやすい勉強法なのでおすすめできません。
ただ、おすすめの聞き流し勉強法はあります!

おすすめの方法や、日→韓の聞き流しをおすすめしない理由について説明していきます。

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日→韓の聞き流しをおすすめしない理由

YouTubeを見ると英語も韓国語も聞き流しの動画の再生回数が高いですね。
私も作って再生回数を稼ごうかなと思うのですが、、(笑)
結局作らない理由が、効果があまりなく、さらに逆効果になりやすい勉強法だからです。

日→韓の聞き流しをおすすめしない理由は、3つあります。

理由①

韓国語を話すとき、頭の中で日本語を韓国語に変換して話すわけではないから

理由②

日本語が流れる時間がもったいないから

理由③

前後関係のない文をバラバラに聞いてもあまり意味がないから

それぞれ詳しく説明していきます。

理由①:日本語→韓国語に変換して話すわけではない

韓国語を話せる人は、頭の中で韓国語で考えて話しています。
いわゆる「韓国語脳」ができています。
会話の中で、日本語で考えて韓国語に変換している時間などありません。

つまり、韓国語を話せるようになるためには、韓国語で考える「韓国語脳」を作っていくことが重要なのです。

1回日本語を見て、それを韓国語にするという練習方法は悪くないと思います。韓国語で作文するための効果的な練習法の一つでしょう。
ただ、聞き流し動画は基本的に繰り返し聞くための教材です。
「聞き流す」のですから、習慣的に何回も繰り返して聞くことを前提に作られています。

日本語を読み上げて、その後韓国語が流れる教材を何回も繰り返して聞いていると、「韓国語を韓国語で考える脳」を作るのが遅れる恐れがあります。

理由②:日本語が流れる時間がもったいない

日→韓の聞き流しをおすすめしない2つ目の理由は、
「日本語が流れる時間がもったいない」ことです。

私のおすすめする方法は「内容を暗記した後、聞き流す」というやり方です。
内容を覚えてしまえば、わざわざいちいち日本語を聞く必要はありません。

日本語が流れる聞き流しを聞くのなら、韓国語だけの音声・動画を聞き流す方が韓国語脳ができやすいし、時間も効率的です。

理由③:前後関係のない文を聞いてもあまり意味がない

3つ目の理由は、「前後関係のない文を聞いてもあまり意味がない」からです。

YouTubeで見られる聞き流し動画の多くは、ただ文をバラバラに並べて動画にしています。

脈略のない文=前後関係のない文を流してインプットできても、アウトプットできるようにはなりません。ロボットやAIなら覚えられるかもしれませんが、私たち人間にはかなり難しいです。

覚えた単語や表現を実際の会話で使うためには、
「その単語がどういう場面で使われるのが自然か」
「前の文からどういう流れでその単語を使うのが自然か」
「その単語・表現を使っていい相手なのか」
といった、単語・表現の「使い方」を身につけておく必要があります。

使い方を身につけるためには、ドラマや実際の会話といった、会話の場面を見て流れを覚えることが重要です。

前後関係のない文をバラバラに聞いて、実際に使えるようになるのはかなりの高度技術だと思います。

「韓国語のみの動画を暗記して聞き流す」がおすすめ。

理由②の項目でも書きましたが、おすすめの聞き流し方法は、「韓国語のみの動画を暗記して聞き流す」ことです。

入門・基礎学習者なら「ドラマの好きなワンシーン」や「バラエティの面白かったワンシーン」など動画の一部分を、内容を覚えて字幕なしで何回も聞くのがおすすめです。

中級以上なら、好きなドラマや動画を聞き流しながら、「あれ、今の部分聞き取れなかったな」「今の単語の意味ってなんだっけ」と気になったところで止めて、意味や発音を確認するという方法がおすすめです。

聞き流し動画を使うなら…

もし聞き流し動画を使うなら、多くても10個くらいの簡単なフレーズを動画でまとめているものが良いと思います。
一つの聞き流し動画を丸暗記できるくらい、量が少ないものがおすすめです。

全部の聞き流し動画を全否定するわけではありません。
また、「聞き流し動画がすごい楽しくて、効果も出てる!」という方はぜひそのまま続けてください。楽しい&効果があるのが一番なので。

ただ、やはり上に書いたように基本的におすすめしない理由があり、それより効率的な勉強法があると思っています。

まとめ

日本語→韓国語の聞き流し動画はあまりおすすめしない。
すでに内容を覚えている好きな韓国語の動画を聞き流すのがおすすめ。

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