「되と돼どっちなの?」
正解は、「どっちも」です。
文法によって「되」のときと「돼」のときがあります。
使い分けの方法と覚えるコツをご紹介します!
まず되다を覚える
되다 なる
・助詞の「이/가」を付けて、「~이/가 되다(〜になる)」という形で使う。
<例>
아이돌이 되고 싶어요.
アイドルになりたいです。
되다の原型と해요体
原型:되다(なる)
해요体:되어요、돼요(なります)
なので、되다の語幹は「되」、-아/어は「되어、돼」になります。
되어と돼の違い
돼が되어の略です。
普段の口語では、되어を略して돼の形で使うことがほとんどです。
文語(文章)で詩的な感じを出したい時や、歌詞で雰囲気や音数で되어を使う時があるくらいで、あまり되어に出会う機会はないと思います。
ただ、「되어 있다(〜の状態になっている)」は結構口語でも使います。
「되어 있다」を「돼 있다」と言っても意味やニュアンスは変わりません。
되다の活用
比較のために하다(する)と一緒にまとめました。
【原型:語幹+다】
하다(する) |되다(なる)
【해요体:-아/어 요】
하다→해요(します) |되다→돼요(なります)
【합니다体:語幹+ㅂ니다】
하다→합니다(します) |되다→됩니다(なります)
【仮定:語幹+면】
하다→하면(すると) |되다→되면(なると)
【過去形:-아/어 ㅆ다】
하다→했다(した) |되다→됐다(なった)
気づきましたか?
되다は「語幹=되」「-아/어=돼」なので、하다の活用が「하」になるときは되다は「되」に、「해」になるときは되다は「돼」に活用します。
覚え方
하다→하〜 の時、되다→되〜 に
하다→해〜 の時、되다→돼〜 になる。
こう覚えるのがおすすめです。
私は実際にこれで攻略したので、日ごろ間違うことはありません。
迷ったらこう考えよう!

「(〜に)なった時」は韓国語で何て言う?

「(〜に)なる」は「되다」
「〜した時」は「했을 때」で「해」だから、
「なった時」は「됐을 때」だ!

正解!
もし「됬을 때」が正解なら、
「した時」は「핬을 때」になってしまうよ。
頭の中でこのように考えれば、間違えないです。
活用で迷ったら「하다」で考えよう!
되다の活用に限らず、「単語の活用で迷ったら하다で考える」ようにしましょう。
韓国語の活用は2種類しかありません。
「語幹+〇〇」または、「-아/어+〇〇」だけです。
つまり、活用を覚えるときは、原型か해요体どちらを使うかを覚えるだけで良いのです。
したがって、活用で迷ったら「하다で考えて하になるか、해になるか」を覚えれば、正しい活用を覚えられます。
※語幹・-아/어ってなに?という方は、下の記事をご覧ください。

まとめ
되다 なる
・原型が「되다」、해요体が「돼요」
・「하다→하〜」の時「되다→되〜」に、「하다→해〜」の時、「되다→돼〜」になる。