このページではよく使われるけど日本語とちょっと違う「갈등(葛藤)」の意味・使われ方について紹介します。
日本と違う使われ方
下の画像にあるような「갈등(葛藤)」という言葉。
ニュースや記事でよく目にする言葉です。
この見出しを直訳すると、「HYBEパンシヒョク、”NewJeansの母”ミンヒジンと葛藤?」となります。
日本語だと不自然な文になりますよね。
ですがこのまま直訳で日本語記事になっていることが多く、読んだ人が「?」と困惑していることも多いです。
갈등はこのように日本語とちょっと違う使われ方をします。
갈등の意味・使われ方を学びましょう!
갈등の意味
갈등 葛藤、衝突、軋轢
直訳で「葛藤」
発音は「갈뜽」
1. 互いの意見が食い違い対立すること
2. どうすればいいか迷うこと
日本語でも「親子間の葛藤」のように、「意見の食い違いによる対立」という意味で使うことがあります。
ですが一般的には2の「心の葛藤」という意味で使うことが多いですよね。
韓国語は2の用法(=心の葛藤)も使いますが、特にニュースなど見ていると1の用法(=対立)で出会うことが多いです。
갈등=意見の対立・衝突
このように、갈등は「意見や考えの対立・衝突」に使われます。
…ということで、この見出しは「HYBEパンシヒョク、”NewJeansの母”ミンヒジンと対立?」のようになります。
さらに上の記事の見出しは
MBC·하이브, 4년 묵은 갈등 풀었다…’음악중심’에서 볼 수 있을까
MBC・ハイブ、4年が経った対立関係を解消…「音楽中心」で見られるか
…のようになります。
「갈등을 풀었다」は直訳で「葛藤を解いた」となりますが、文脈から「対立関係を解消した」と訳すのが自然かなと思います。
心の葛藤の用法もある
上で紹介したように、日本語同様「心の葛藤」にも使われます。
어느 쪽을 선택할까 갈등 중이다.
どちらを選択するか葛藤中だ。
어느:どの 쪽:側 을/를:〜を 선텍하다:選択する -ㄹ까:〜しようか 갈등;葛藤 중:〜中 -(이)다:〜だ
내적 갈등이 많은 사람이다.
心の中の葛藤が多い人だ。
내적:内的 갈등:葛藤 이/가:〜が 많다:多い 사람:人 -(이)다:〜だ
갈등と一緒に使われる単語
갈등
~을 겪다:〜を経験する
~이 많다:〜が多い
~이 오다:〜が来る、訪れる
~이 생기다:〜が生じる
~이 벌어지다:〜が起こる
まとめ
갈등(葛藤)は心の葛藤にも使うが、主に「意見の食い違いによって起こる対立や衝突」について使うことが多い。
よくニュースの見出しに使われるので、自然な訳ができるようにしておきましょう👍