Netflixで配信中の人気韓国ドラマ「暴君のシェフ」に登場する謎の道化師コンギル。自由な性格でジヨン(少女時代ユナ)の前に現れちょっかいを出します。一方で暗い過去を抱え王イ・ホンに対して何か抱えるものがある描写も。一体彼は何者なのか?原作も参考にしながら紐解いていきます。
コンギルの人物像と裏の顔
忍者のような身のこなしで王宮内を自由に行き来する謎の道化師(광대、廣大、クァンデ)、コンギル。沙堂牌(旅芸人一座)の頭領であり、処容舞によってイ・ホン(燕熙君)の心を奪い気に入られています。王様やジヨンの前で愉快な姿も見せますが、王からの命で陰謀を企む人間を内密に調査する役割も担っています。
さらに幼い頃に採紅(チェホン、後宮に入れるため全国から女性を集めること)のために宮廷に行った姉オクダンがチャホン院に連行された後に謎の死を遂げており、コンギルはその死の真相を長年追っています。王宮に出入りし始めたのもそれが目的だと思われます。
モデルは同名の実在の人物
コンギルについてジヨンが「王の男だ」と思い出して驚いていますが、これは有名な韓国映画「王の男(왕의 남자)」のことです。2005年に公開され、史上3作目の1000万人を動員した大ヒット映画です。
あらすじ
燕山君治世下の朝鮮。大道芸人のコンギルとチャンセンは王とその寵妃チャン・ノクスを揶揄する劇で人気者になり、その噂が宮廷にまで届いたことで処罰の危機にさらされる。王の前で披露することになり間一髪のところで罪を許される。王に仕えながらも周りの家臣が粛清される日々に恐怖し宮廷を抜け出そうと決意する。そんな中、暴政に耐えかねた家臣たちがクーデターを起こす計画を立て始め…
朝鮮時代、様々な芸を披露する道化師・大道芸人を廣大(광대、クァンデ)と言っていました。コンギルは燕山君についてまとめた正式な歴史書、朝鮮王朝実録の燕山君日記に登場する実在の人物です。その日記ではコンギルが劇で年寄りの学者を演じながら「君主は君主らしくあるべきだ」と述べたところ、龍山具が不敬だとして杖打ちの罰を与え遠方に流刑したという表記があります。彼が日記に登場するのはこの一度のみですが、燕山君の暴君さを表すエピソードとしてよく知られています。
そしてこの映画のヒットもあり、燕山君の時代の廣大・コンギルは歴史上有名な人物になっています。なのでジヨンもタイムスリップした王宮で彼が何者かわかったのですね。
今後の展開・彼の正体は?
気になるのが今後彼が何者で、どんな人生を送るのかということ。
イ・ホンが歴史の通りクーデターに遭うとして、彼はどちら側につくのか。
イ・ホンの治世でなくなったとしても、道化師として宮廷に残るのか。
姉の死にどの勢力が関与しているのか。
かんざしが死の真相を解く犯人の手がかりとして登場していますが、ということはインジュ大王大妃(王の祖母)やジャヒョン大妃(王の継母)が、あるいは2人ともが関係しそうです。
原作で明かされる正体は?
原作と同じ設定ではないので、同じ展開にならない可能性も高いです。15日時点であと4話しか残っていないので、彼のエピソードをどこまで入れられるのかも不透明です。原作とどう変わってくるのか楽しみにしています。
コンギル役:イ・ジュアンという俳優について
コンギルを演じているのは俳優イ・ジュアン(이주안)さん。
1996年生まれで2018年に大ヒットドラマ「SKYキャッスル」でデビュー。「SAVEME2」や「女神降臨」に出演しています。
コンギル顔負けの身体能力の持ち主です。アクション映画などでの活躍も期待されますね。
暴君のシェフをもっと面白く!
暴君のシェフと歴史・韓国語を絡めてよりドラマを楽しみましょう。
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